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リーグワンの出場停止処分は、退団して入団すると回避できる説

ラグビー
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リーグワンの出場停止処分は、退団して入団すると回避できる説

該当選手:サム・ヘンウッド(釜石シーウェイブス)
違反:World Rugby競技規則 9.13 違反
処分:6試合出場停止
※6試合(順位決定戦第2節、3節、入替戦第1戦、第2戦、来シーズン開幕戦から2試合)
   ※入替戦にチームが出場しない場合は、その試合数を来シーズン開幕戦からの試合に加算

釜石シーウェイブス サム・ヘンウッド選手のプレーに対する追加的処分のお知らせ

サム・ヘンウッド選手は2022シーズン2022-23シーズンともに釜石SWに属しており同一人物だ。ただし、チームのリリースによると5月に1度退団し、7月に再度入団している。

釜石は、昨シーズン入替戦に出場していないため、今シーズンの開幕から4試合出場停止となるように上記のリリースからは読み取れるが、当該選手は第1節第3節第4節に出場している。

一度リリースされた出場停止処分であっても、上訴(アピール)による再審で取り消されたり、減免されたりすることや、HCPにおけるコーチング介入により1試合減免はあるが、当該選手においては特段リリースがない。(そもそも2022シーズンに1度出場停止処分を別に科されており、HCP介入対象か、といわれると微妙?)

出場停止処分の根拠

出場停止処分は、『ジャパンラグビー リーグワン2022シーズン公式戦実施要項第38条ならびに、日本ラグビーフットボール協会「不正なプレーに対する制裁に関する規程」に基づき』発表されている。(2022-23シーズンも第38条ではあるが内容は少し変わっている)

第 38 条〔ジュディシャル・サイティング〕
(1) ジュディシャル・サイティング要員は、規約第 24 条第4項に基づき、JRLO から日本協会への委託に基づき派遣される。
(2) JRLO は日本協会への委託に基づき、ジュディシャル業務およびサイティング業務を実施する。ジュディシャル業務およびサイティング業務の実施に係る事項、およびジュディシャル・サイティング要員の派遣に伴い JRLO が日本協会に支払う手当その他諸費用は、別途 JRLO および日本協会が定める。

ジャパンラグビー リーグワン2022シーズン公式戦実施要項第38条

第 38 条〔ジュディシャルおよびサイティング〕
(1) ジュディシャル要員およびサイティング要員は、規約第 24 条第4項に基づき、JRLO から日本協会への委託に基づき派遣される。
(2) JRLO は日本協会への委託に基づき、ジュディシャル業務およびサイティング業務を実施する。
(3) 第2項における業務については、「懲罰ガイドライン」に別途定める。
(4) 第1項に定めるジュディシャル・サイティング要員の派遣に伴い JRLO が日本協会に支払う手当その他諸費用は、別途 JRLO および日本協会が定める。

ジャパンラグビー リーグワン2022-23シーズン公式戦実施要項第38条

公式戦実施要項側の規定は、判断をする人の規定であって出場停止処分自体のものは定義されていない。ただし22-23シーズンの文面にでてくる「懲罰ガイドライン」はリーグHP内に存在しないので不明。

不正なプレーに対する制裁に関する規程は以下のようになっている。

(目的)
第1条 この規程は、ワールド・ラグビーの定める Regulations Relating to the Game (以
下「Regulations」という。)の 17(以下「Regulation17」という。)及び 18(以下「Regulation
18」という。)に基づき、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下「日本協会」
という。)が行う競技中の不正なプレー等に対する制裁について定める。
(制裁の内容)
第7条 競技中の不正なプレー等に関する制裁の内容は、Regulation 17 に従う。
(手続)
第8条 サイティング・コミッショナーは、Regulation 17.9 から Regulation 17.13 までの
規定に従い、サイティングの結果を報告する。
2 ジュディシャル・オフィサーは、Regulation 17.14 から Regulation 17.21 までの規定に
従い、競技中の不正なプレー等に対する制裁を決定する。
3 アピール・コミッティー又はアピール・オフィサーは、Regulation 17.24 の規定に従い、
ジュディシャル・オフィサーが決定した制裁に対する不服申立てについて判断を行う。

不正なプレーに対する制裁に関する規程

と、結局はワールドラグビーのRegulations1718によって定義される。

(そこに従うならレフリーの報告フォーマットも出てくるのに、なんで公式試合記録があんなに一貫性がないなのかは謎)

ただしこれらのワールドラグビーの規定は国際試合・大会のために設けられているものであることに留意するべきであり、移籍等に関して規定されているものではない。言えることとするのであれば、「プレイヤー」に科されているので、「特定チームの特定プレイヤー」に出場停止が科されているわけではない。逆に言えば、入退団や移籍をしたとしても出場停止がなくなる規定があるわけではない

Jリーグは以下のように規定がある。(ただし、ページとしてあるだけで結構古そう)

同一リーグ内の移籍

  • 警告累積、退場(1試合警告2回の退場を含む)の履歴、出場停止の履歴などは、移籍先チームにおいても適用されます。

異なるリーグへ移籍する場合

  • 警告累積および警告累積による出場停止は、異なるリーグの移籍先チームでは適用されません。
  • 退場(1試合警告2回の退場を含む)の履歴、出場停止の履歴は、異なるリーグの移籍先チームでも適用されます。
  • チームXに所属していた選手が一度異なるリーグに移籍し、再度元のリーグのチームYに移籍した場合は、チームXでの警告累積、警告累積による出場停止をチームYで適用します。
About Jリーグ

このように移籍、入退団等のルール付けを別途設けておくべきのように思う。

実は出場停止処分選手の試合出場は認められている説

何を言っているのか分からないように見えるかもしれない。

Jリーグの規定には以下の文面がある。

(5) Jクラブは、協会およびJリーグの決定により、ベンチ入りを停止された者および出場停止処分を受けた者ならびに試合中に主審により退場を命じられた者をベンチ入りさせてはならない。

2023 明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項

当たり前だといわれるかもしれないが、規定としては大切である。そもそも出場停止といいつつも、大会の規定にそんなものがなければコントロールできない。この条文は公式戦の実施要項の第2節「試合」に設けられている。

リーグワンの公式戦実施要項をみてもカテゴリの人数制限やフロンローが5~6人、メンバーが22~23人との記載がある一方で、出場停止処分を受けたものについてエントリ―してはいけないという記載はない。

だからといって出場が許されるなんて、そんなわけはないでしょうけど。

リーグワンは選手管理もちゃんとやるべきでは?

トップリーグ、リーグワンと選手ページは設けられているが、IDは毎年採番される。

JリーグデータやBリーグ、Wリーグ、Vリーグ等、大体どこのリーグの選手ページを見ても通算記録が見れるのが常であるが、リーグワンにおいては見ることはできない。毎年採番し直しているので、そもそも紐づけなんて皆無なのだ。

一応リーグワンキャップ数のみ記載されているがそれだけなのである。そのシーズンの記録が見れるだけである。

そもそも一連でないのに、そこに移籍や入退団が絡まってきたら管理しきれていないのではないだろうか。「出場停止処分」をリリースしておきながら、撤回や減免のリリースもなく出場を認めているリーグの処分体制というのはいささか疑問である。

コメント

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