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豊田市主催のラリージャパンがおわる

モータースポーツ
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愛知・岐阜で行われた2度目のラリージャパン

昨年に引き続き、愛知県豊田市を拠点に2度目の開催となったラリージャパン。

主催団体という面では「TMSC」であって変わりはないが、運営母体が「サンズ」から「豊田市」へと変化が生まれた今大会であった。

ラリーガイド1を見ても運営面としては、競技長、コミュニケーションマネージャーは同じでほぼ変わってないとみていいのだろう。

設定されたステージに目を向けると、昨シーズンクラッシュによって途中終了となったオープニングステージ鞍ヶ池は、シェイクダウンのみの使用となり、豊田市が保有する豊田スタジアム内に芝を剥がして舗装をした上でコースを作り、デュアルSSの形で3度組み込まれることになった。昨シーズンはトラブルにより1つのステージがキャンセルされた岡崎市SSSは、乙川河川敷から岡崎中央総合公園に移して開催となった。(中止された2020年も岡崎中央総合公園で開催予定であった。)1度のみだった根の上高原(昨年は「Nenoue Prateau」だったが「Nenoue Kougen」になった)は、午後ループにも組み込まれ2度そうこうすることになった。路面コンディションが悪かった、登録有形文化財でもある伊世賀美隧道も豊田市の所有であってか、舗装をされ再び使用された。

ラリーHQは、昨年に引き続き市保有の体育館「スカイホール豊田」に設けられる。ラリー競技事務局も期間限定ではあるが豊田市駅前の参合館に置かれた。参合館の所有が誰かまでは調べていないが、3~13階は豊田市の施設(図書館、能楽堂、コンサートホール)であり実質的には市の全面バックアップの成果といってもよいだろう。

最大出走台数は60台。去年は36台、今年は35台。無責任なことを言えばもっと盛り上がる余地はありそうに感じる。ただ、今年のエントリーフィーは10万円値上がりした。

天気に踊らされるラリージャパン

昨年はDAY3までは好天に恵まれた一方で、DAY4途中から本格的に雨がふった。

今年は、DAY2は朝から本格的な雨と霧に悩まされ、DAY3ではみぞれが舞い、DAY4では路肩に雪が残る中行われた。

ラリーガイド1に記載されている平均気温、降水日数は、最高基本19℃、最低気温7℃、11月の雨の日数平均5日(豊田市)との記載がある。昨シーズンは10日、今シーズンは16日開始と1週間遅くなっているが変わっていないので気温もおそらく月平年値なのだと思うが、豊田観測点の平年値は最高17.4℃、最低6.3℃で少し謎。日ごとを見ると10日だと最高18.5℃、最低7.6℃なので概ねあってそうではあるが、16日だと最高17.1℃、最低6.1℃になるのでどう作ったのかは謎。

加えていうならば豊田市はアメダス観測点が降水のみ地点を含めれば4か所あるので留意はするべき。DAY2、4はおそらく稲武観測点のほうが走行箇所には近そう。16日だと最高14℃、最低2.7℃。

岡崎市SSは、岡崎観測点。雨の傾向を見るなら阿蔵、作手あたりも近い。DAY4であれば、恵那、中津川は見てもよさそう。

ところでラリージャパン2024は、今年からさらに遅くなり21~24日に開催される。

ということで、アメダスから平年値を引っ張ってきてみると上表のようになる。大体1週間で1℃下がるイメージでいいのだろう。とはいえこれは平年値。寒気が来てしまうともっと冷え込む。

実際に今週末11月25日の旭高原元気村(2年連続4回通った)の天気予報は、ウェザーニュースでは最低気温-3℃という予想が現時点では出されている。

今年のように、寒暖差の変化が1週間で変わるので何とも言えないが、今年のように荒れた天気になる可能性はいつだってあるのだが。ただ、時期が遅くなればなるほど山間部では雪が降り、路面が凍結する可能性が上がるのは言うまでもない。

チケット価格設定と豊田スタジアム

昨年のラリージャパンは、サービスパーク入場券を7500円で販売した。今年はSSS開催もあり2回以上自由席があったので、コアタイム入場券を含めても4500円。だいぶ値下げをした印象はある。

ましてや芝を剥がしてコースを作っているのだから昨年よりも金をかけている。その分プレミアムチケットが増えているのは確かではあるが。結局どの日も高い席は売り切れておらず、国際映像ではまばらに見えてしまった。

自由席券も土曜日は完売していたが、会場で見た感じ割と空席はあるように見えた。LED照明設置の兼ね合いで見切れ席を減らして売っているとはいえちょっと少ない印象を受けた。実際、自由席で観戦したが隣の席が埋まるというわけでもなかった。南スタンドとメイン・バックの4階はそこそこ空いているように見えた。RC1が終わると席を立つ人も割といたように見えた。なんらかで招待券がある程度は流通しているんですかね?もちろんメインがRC1,RC2なのはわかるが。

木・金が少ないのは課題でもありつつどうしようもない気もしてしまう。来年は勤労感謝の日と被るが土曜日。ちょっと惜しい。トヨタカレンダーからすれば関係ないけど。

そもそも紅葉シーズンで、香嵐渓やら四季桜やらくらがり渓谷やらイベントシーズン真っただ中の中の開催。

費用と経済効果

スタジアムのコース設営は3億かかるらしい。市の今年度予算としては、ラリージャパンに5億6000万計上している。これは今年度の計上した開催費で、会場施設整備や中心市街地のイベントは別で2億取っているから力の入れようは計り知れない。そもそも2021年の補正予算で開催費13億円計上ているし……。(1€=132円だとすると975万€)今年度の恵那市は4.6億円

経済効果は35~40億円。山間部のテコ入れを考えると投資としてはありなんだろうか。

結局は、ちゃんと地域に根付くか。継続して行えるかなんでしょうけど、すぐに結果が出るものではないですからね。

参考資料

2022年ラリーガイド1

2023年ラリーガイド1

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