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ライセンス審査で波乱は起きるべきではないし、基本は起きない

雑記
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ライセンス判定の発表

公益社団法人SVリーグ/一般社団法人ジャパンバレーボールリーグJVL オフィシャルサイト
SVL/JVLオフィシャルサイトです。試合日程、チーム紹介など。
2024-25シーズン B.LEAGUEクラブライセンス 第2回判定結果について
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田慎二 以下「B.LEAGUE」)は、4月23日(火)開催の理事会において、2024-25シーズンB.LEAGUEクラブライセンス交付について、下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。B.

SV/Vリーグ、Bリーグとライセンス判定結果が発表され、確定した。

Bリーグのリリースには以下の文面がある。

バスケットボール界全体の安定的・持続的な成長と発展に寄与することを前提とし、育成面・施設面・選手環境面などをプロリーグとしてふさわしい水準に保ち、さらに発展させることによって、クラブの価値が向上することを目的としております。

2024-25シーズン B.LEAGUEクラブライセンス 第2回判定結果について

というように、「プロ」であり続けるための基準であるといってもいいのかもしれない。SV/Vリーグも「JVL はトップリーグの品質を維持向上するために「クラブライセンス制度」を制定し、これの運用を行う。」という規定がリーグ規約に設けられている。

リーグとしての品質を保つためにも、育成やハード面に一定の指標を設けることはなんだかんだで必要なんだろう。入替があるリーグは特に。(入替があってもリーグワンは現状ライセンス制度はないが)

基本的には波乱が起きない

そう。基本的には波乱は起きないのだ。

Bリーグは、一部シーズンを除いて2段階判定であるが、今までも波乱が起きているわけではない。というか、本当に危ない場合は1回目の前から騒いでいるはずなのだ。

今回で言えば、青森と奈良。といっても申請書類は提出済みでちょっと出だしが遅かった気はするので、そこまで緊急性はなかったとみてもよいのかもしれない。

継続審議になったけど、交付されなかった(下位ライセンスが交付された)という事象はチーム数と年数を踏まえるとレアケースといっていいだろう。

17-18:東京EX B2継続審議→不交付
18-19:福島 B1継続審議→B2
18-19:群馬 B1継続審議→B2
18-19:東京EX B2継続審議→取り下げ
19-20:金沢 B2継続審議→不交付
19-20:FE名古屋 B1継続審議→B2
19-20:西宮 B1継続審議→B2
19-20:福岡 B1継続審議→B2
19-20:鹿児島 B2継続審議→取り下げ
23-24:山形 B1継続審議→B2
23-24:新潟 B1継続審議→B1→B1取消

19-20の判定は、判定が始まってからの猶予が終わったあたりのはずで、それもあって下位ライセンス交付のチームが散見されるが、基本的にはあまり起きてない。

23-24の山形は第1回はB1ライセンス審議になっていたが、第2回ではB2ライセンス審議となっていた。昇格の目がなくなったから下位ライセンスで、みたいな側面もありそうではあるが、他チームで取り下げがあるように、基本的には明らかに無理であれば取り下げるケースはある。

他にも23-24の東京U、24-25の八王子のように申請はしたものの第1回を前に取り下げているケースもみられる。だいたい3月の半ばぐらいに発表があるので、リーグ(ライセンス審査会)から何らかのアプローチがあって無理だと判断するに至ったのだろうが、こういったケースはうまくコミュニケーションがされているもので健全な動きだろう。

逆を返せば不交付になるのは、取り下げなかったわけでどういうコミュニケーションをしていたのだろう、とも。もちろん申請なので、出しておいて不交付ならそれはそれでいいのではあるが。

クラファンの是非

「クラファンで赤字解消はいいのか」

個人的には目的としては好ましくないものだとは思っているが、お金を出している人が納得しているのであれば別に問題はないだろう。

リーグ側も別に禁止しているわけではないし、お金が入ってしまえば収入なんだろう。青森は応援口座だったので、おそらく特別利益に含まれる。奈良もクラウドファンディングといえ寄付型なので特別利益?

現にその金額が入ることが明確になっている場合、収入は存在するわけで赤字や債務超過でもないのにライセンスを拒絶できるか、といえば怪しいところ。資金繰り基準は、試合の安定開催ができないと不交付とあるので、よっぽどのことがなければ該当しなさそう。青森は新オーナー見つけていますし。

結局のところライセンス制度の財務基準回りに穴があって、「翌事業年度の予算提出」は求められていても、それがまったくもって守られていなくても実はライセンス審査に通る説はある。債務超過でもなく赤字でもなければ。翌事業年度の予算提出は6月決算の場合は6月末なので、ライセンス判定に影響ない説もあるが。

なので、文面だけ取ればその場しのぎはライセンスは出そう。お金確保できていて、未払いもなく、試合ができれば問題ないともいえる。別にライセンス審査では「3年後、5年後まで安定」を求めているのではなく、その次のシーズンが問題ないかを見ているに過ぎないのだ。

親会社の蜜を吸う是非

親会社(オーナー)がどう考えているかに過ぎないので、ファンはどうしようもないのだ。というか、納得いかないのであればファンでも金を出して株式を取得しに行くしかない。究極はここだ。

クラブはどのリーグも株式会社を求めているので、理論上は取得できる余地はある。現実的かは置いておいて。個人資産家がクラブの財政危機時に出資、株式を取得した事例はあるので金さえあれば何とでもなるのはまた事実。

昨シーズン赤字額が多かった三遠は、赤字であれば、今期は別に債務超過というわけでもないので、オーエスジーが広告宣伝費でお金を入れて終わりなだけだろう。(参考)A東京、千葉J、名古屋Dのスポンサー収入の額からすればまぁ行ける範囲の話だと思う。

独立採算で赤字にならないようにクラブだけで何とかしなければいけないチームもあるんだろうが、それもまた経営陣やオーナーの考え方の話で。出資を別に募りに行くのか、会社を売却するのか、単にそのままなんとかできるのか。結局の選択権は経営層にあるに過ぎない。

もちろん、大資本を獲得したとかそもそものルーツとかいろいろあるわけで単純比較すればよいわけでは決してない。

ただ結局は、経営層と親会社が資本投入すればよいと思っているならそれまでで、別に悪いことなどせずともできるのだから。

資本が細いチームの経営としてどういうビジョンを描いているのか、というだけなんだと思う。お金を掛けないとか、演出を抑えるとかそういう話ではなくて、どういうチームにしていくのか。持続していくにはどうしていくのかのビジョンがあれば、入場も伸びるかもしれないし、スポンサーも増えるかもしれない。

3年連続赤字は、チームが継続していくための無謀な投資を抑制するためにはあるべきルールな気がする。3年に1度は、一応見直せるのだから。

オーナーが細く、無茶な投資をした結果というものは考えるだけでも悲惨でしかない。

ライセンス判定は経営層の成績評価

ライセンス判定は粛々と行われるだけでいいのだ。

もちろんチームの昇降格にかかわり、ファンはやきもきするのだが、チームがそうした(そうするしかなかった)結果のだから、それ以外の何物でもない。

そもそも「運営会社」と「クラブ」はイコールなのだろうか。クラブが運営会社と独立して法人格を持っているわけではないので、同一視しても問題ないともいえるだろう。しかし、運営会社は株式会社(リーグによってはそれ以外も認められるが)であって、運営会社がチームの運営権を売却することというのは今までも普通に行われている。それによって多くの人がチームを応援しなくなるというわけではないだろう。

例えば、B1・川崎の運営は2018年にTBLSサービス(東芝の子会社)からDeNAバスケットボールに移っているし、B1・SR渋谷は2022年にセガサミーが日立製作所から全株式を買収し経営権を取得している。(運営会社名を日立サンロッカーズからサンロッカーズに変更。)

そういった観点に立つと、運営会社(とりわけ経営層)とクラブというのは、同一視できるように見えて違った側面を持つべきものである。

我々スポーツファンが目にしているのは、基本的には選手であり、クラブである。運営している経営層と関わっているわけではない。(もちろん挨拶で目にすることはあるが)

ライセンス判定というのは、経営層へのジャッジであって、我々ファンの手の届かないところにあるのだ。経営というものは、感情で行うべきものではない。やはり粛々と行われるべきものだろう。リーグ(大会)の質を担保するためにもある程度の基準を決めて行われるのは一理あるし、決められた以上は経営層はそれを守るために動かざるを得ない。そしてリーグは協力はしつつも粛々と判定するべきだろう。

ただし、この経営層の動きというのは必ずしもファンには見えるものでもない。

ここがライセンス判定が盛り上がりがちになる要因ともいえよう。判定され、もしくは判定間近になりぽっと問題が沸き上がるのだ。Bリーグにおいては年末にクラブ収支は公表されるわけではあるが、チームによってはその時点で取り上げることもあるが、問題が噴出し始めるのは年が明けてからのほうが多いように感じる。

もちろんそこまでは、経営側が独自で努力をしているのだろうし、どうにもならなくなって問題にはなるのだが、ここにファンと経営層の乖離があるようにも感じる。

ライセンス判定でサプライズはない

Bリーグ(や今後のSVリーグ)において、ライセンス判定で不交付という事象はこれからも起きる可能性はある。どんな企業であっても突然景気が悪くなってしまうことは在りうるし、これはスポーツクラブであっても例外ではないだろう。

しかし、ライセンス判定はまってくれるわけでもなく、その時の経営状況や今後1年の計画に基づいて粛々と判断されるものだ。

つまりは、その時点でのクラブ評価の成績に過ぎず、単純に評価されるに過ぎない。その結果として、撤退につながる可能性はあるが、それもまたビジネスにならなかった結果でしかない。

もちろん応援する側からは知ったこっちゃないわけではあるが、クラブ担当者はそもそも何等かの通達があるだろうし、それがクリアできなかっただけに過ぎない。

基本的にはサプライズになるものではないのだから。

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