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秩父宮ラグビー場再建をリーグワンは活かせるのか

ラグビー
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明治神宮外苑の再開発事業を17日付で認可するとの報道がなされた。リーグワンは活かせるのか。

 東京都は16日、明治神宮外苑(新宿区など)の再開発事業を17日付で認可すると発表した。事業者の三井不動産などは来月以降、建物の解体に着手し、2036年の事業完了を目指す。神宮球場や秩父宮ラグビー場などが刷新され、一帯は新たなスポーツ拠点に生まれ変わる。

明治神宮外苑の再開発、東京都が認可…神宮球場と秩父宮ラグビー場は来月以降解体へ、読売新聞オンライン、2023/2/17 7:26

かねてから予定されていた再開発が始まる

計画をたどれば、2010年ごろより始まっている。(東京都HP

東京五輪もあり、国立競技場の建て替えに始まった計画は、ラグビー場、神宮球場があるb地区の工事期間が始まっていく。

花園のFC大阪のJ3昇格で噛みついている層がいたが、秩父宮もこれから(いまさら)噛みつく人が出てくるんだろうか。4年前(2019年)ぐらいから多目的アリーナ化のtweetが見受けられ、計画としては2020年には決まっているが。

FC大阪の指定管理者が決まったのも2020年で、3年後に盛り上がりを見せているから、秩父宮も完成してから騒ぐ層が出てくるのだろうか。

ラグビー場は、全天候型の施設として、他の競技やイベントの開催など、多目的な利用を図ることとしています。

神宮外苑地区 よくある質問と回答、東京都

計画として、もう動いているからほぼほぼ変わらないんでしょうけど。屋根付き、人工芝でチームとして使い続けるチームと、離れるチームで別れそうにも思うが。

リーグワンへの影響

現状の計画は、2027年12月から新ラグビー場の使用が開始される予定だ。もちろん、秩父宮ラグビー場が取り壊されるのは、1期工事のあとで新ラグビー場に移転後取り壊しなので、なくなる期間があるというわけではないが、少し考えてみよう。

リーグワンに参戦しているチームで、リーグワンHPにて「拠点となるスタジアム」に「秩父宮ラグビー場」を掲げているチームは5チームある。(カッコ内試合数はすでに終わった試合と開催が決まっている試合数)

東芝ブレイブルーパス東京(2022-23:4試合、2022:4試合)
リコーブラックラムズ東京(2022-23:4試合、2022:4試合)
東京サントリーサンゴリアス(2022-23:4試合、2022:5試合)
日野レッドドルフィンズ(2022:2試合)
ウォーターガッシュ昭島(2022-23:3試合、2022:1試合)

加えて、ホームゲーム開催経験があるチームは、

三菱重工相模原ダイナボアーズ(2022-23:3試合、2022:2試合)
横浜キヤノンイーグルス(2022-23:1試合、2022:2試合)
釜石シーウェイブス(2022:4試合)
(NTTコミュニケーションシャイニングアークス東京(2022:3試合))

である。

今シーズンは19試合、昨シーズンは24試合が秩父宮で行われた。各チームのホーム開催は8試合なのに。(今シーズンは現時点で4試合「東京都内」開催となっているので、そのうち秩父宮に変わる気がするので実質23試合の可能性あり)

Jリーグが始まる2月以降は、スタジアムの調整が絡むからか秩父宮ラグビー場の使用率は上がる。現に第10節、第12節は金~日と3日連続で試合が行われるありさまだ。

秩父宮ラグビー場 イベント情報

東京周辺にチームが多いのにも関わらず、H&A制にした結果だろう。トップリーグ時代は、1会場2試合もあったが、興行することが求められる以上こうするしかない。ホーム日程がかぶれば金曜日も使ってでもやるしかないのだろう。

というか、こうなるのはわかっていたのにH&A制にする意味ってどうなのか、謎。同じ場所に一杯チームがあって、地域密着?とは?よくわからん。

ただ現状がこれである以上は、秩父宮という実質ラグビー専用球場があることによって、リーグ開催ができているともいえるのかもしれない。

15000人規模は適切か

現状を見る限り、そんなもので十分に思う。もちろん、もっと入る試合はあるが、それなら国立でやればいいというスタンスなのだろう。

今シーズンの最高入場者は13,664人(第3節、花園L-S東京ベイ@花園)。関東近郊に限って言えば、10,842人(第1節、東京SG-S東京ベイ@味の素)。

昨シーズンのレギュラーシーズンをみても、最高は11,233人(第2節、横浜E-神戸S@日産)。プレーオフを含めると、33,604人(決勝@国立)、15,482人(準決勝@秩父宮)があるぐらいだ。

となると、15,000人を超えるなら国立を使うといった形になっていくのだろう。代表戦でなら入るけど、リーグだとこのぐらい。空席が目立つより、席が埋まっていた方が入っているように見えるというのもあるだろうし、大きさ的に全天候型にするとこのぐらいが限度なのかもしれない。

大学選手権も準決勝、決勝と2万人を超える動員を記録しているが、今年ですら国立を使っている。準々決勝では秩父宮を使っているが、動員は15,000人程度。となると、近年の使い方とほぼ同じように使っていこうと考えているのだろう。

加えて言えば、現状存在しない全天候型はチャンスではあるだろう。12月~5月にシーズンを行う以上、シーズンの半分以上は真冬だ。リーグワンは、当初15,000人を目指すといっていたが、いまだにレギュラーシーズンで15,000人を超えた試合はない。そう。ないのだ。コロナ禍措置も変わり、増えているとはいえディビジョン1の平均入場者は6000人に達していないのだ。

新規入場者やライト層をいかにして取り込むかが課題だろう。現状は、どのチームもホームタウンの招待イベント等をやっていて、正規価格での購入者がどれだけ存在するのかは不明であるが、認知活動をしていると考えるべきだろう。全天候型球場であれば、チケットを買ったけど雨だったということもないし、寒い中で観戦する必要もない。氷上競技ではないから、室内が寒いというわけでもないし、幾分かは快適に観戦できるだろう。その方がライト層に対する訴求力は大きいだろう。

フェーズ2をどう実施するのかがすべて?

2020年に新リーグの骨子が発表された。この時は、「新リーグ1部(10±2チーム)、2部(10±2チーム)、場合によっては3部」とされていた。2021年1月のフォーマット決定では、「1部12チーム、2部7チーム、3部6チーム」となり、2021年4月コカ・コーラの撤退により、「1部12チーム、2部6チーム、3部6チーム」で新リーグが開幕した。

最初の3シーズンをフェーズ1として、以後4年ごとにフェーズ2,3と見直していくとしていたが、初年度には宗像サニックスが撤退をし、NTTも2チームを再編し、結果的には2年目からは「1部12チーム、2部6チーム、3部5チーム」となった。

個人的には、3部制にしたのが失敗だったようには見えるが、協会やリーグはフェーズ2へ向けてどのような検討をしているのだろうか。秩父宮ラグビー場が生まれることには、うまくいっているとフェーズ2も終わることではあるが、それまでラグビーは人気を持ち続けることができるのだろうか。

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