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リーグワンのホストエリア制度と試合と観客数

ラグビー
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ホストエリア規定

第17条〔正会員のホストエリア(本拠地)〕
(1) 正会員は、理事会の承認を得て特定の市区町村を本拠地(以下「ホストエリア」という)として定めなければならない。その際、次の各号の条件を満たさなければならない。
① 活動拠点となる市区町村を一つ定めること。
② 対象となる自治体および当該地域を管轄する日本協会の加盟団体である都道府県ラグビー協会(以下「都道府県協会」という)から全面的な支援が得られること。
(2) 正会員は、次の各号の条件を満たし、理事会の承認を得た場合には、複数の市区町村または都道府県をホストエリアとすることができる。
① 対象となる市区町村が互いに隣接していること。
② 対象となるすべての自治体および都道府県協会から全面的な支援が得られること。
③ 都道府県を対象として設定する場合は、複数の都道府県に及ばないこと。
(3) 正会員はホストエリアにおいて、地域社会と一体となったチーム運営を行い、ラグビーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない。
(4) 正会員はホストエリア内でホストゲームを開催するにあたり、都道府県協会と協力し、多くのラグビーファンがホストゲームを観戦できる環境の整備や大会運営の品質向上に努めなければならない。
(5) 正会員はホストエリアを、原則として変更することができない
(6) 前項の定めにかかわらず、やむを得ない事由により、ホストエリアを変更する必要が生じた場合には、理由を記載した書面により理事会に申請し、その承認を事前に得なければならない。ただし、JRLOが主催する大会の開催期間中における変更は原則として認められない。
第18条〔正会員のセカンダリーホストエリア(追加的本拠地)〕
(1) 正会員は、理事会の承認を得て、ホストエリアと隣接しない特定の市区町村を追加的本拠地(以下「セカンダリーホストエリア」という)として定めることができる。その際、前条第1項②号の条件を満たさなければならない。
(2) 正会員は、前条第2項の各号の条件を満たし、理事会の承認を得た場合には、複数の市区町村または都道府県をセカンダリーホストエリアとすることができる。
第20条〔正会員の権益〕
(1) 正会員は、原則としてそのホストエリアおよびセカンダリーホストエリアを活動区域とする。
(2) 正会員は、活動区域における試合、ラグビースクール、講演、その他ラグビーに関する諸行事の開催について、JRLOの公認を求めることができる。
(3) 正会員がその活動区域内で第24条に定める公式試合または第25条に定める公認試合の開催を予定している日には、その活動区域内では原則としてJRLOの他の公式試合が行われないよう、JRLOおよび会員は最大限努力するものとする。
(4) 正会員がその活動区域内で公式試合または公認試合の開催を予定している時間およびその前後2時間を含む時間帯には、原則としてその活動区域内においては、JRLOが主催または主管する試合のテレビ放送が行われないよう、JRLOおよび会員は最大限努力するものとする。
第21条〔活動区域の重複・活動区域外での活動〕
(1) 複数の正会員における活動区域が重複する場合、当該正会員は互いの権益を尊重し、必要に応じて適時の協議・調整を行うものとする。JRLO は、当該協議・調整に参加することができる。
(2) 正会員が、自らの活動区域ではない他正会員の活動区域で前条第2項に定める活動を行う場合、当該他正会員および JRLO から事前の承認を得るものとする。
第22条〔正会員の義務〕
(1) 正会員は、会員チームに関する人件費、運営費その他の経費の設定に際し、健全な財政状態の維持に配慮しなければならない。
(2) 正会員は、JRLOが指定した書類を、定められた期限までに提出しなければならない。
(3) 正会員は、JRLOおよび都道府県協会と協力し、活動区域内における大会運営、普及育成、およびスタジアムの確保・維持等に努めなければならない。これらを実施するため、正会員はホストエリアを統括する各都道府県協会との間で協力内容に係る書面による合意を得るものとする。
(4) 正会員は、その会員チームに所属するJRLO関係者に対して、本規約を遵守させなければならない。


一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン 規約

まとめると、

  • 1市町村。隣接していて協力が得られれば、複数の市町村、県単位も可。
  • 原則として変更できない。
  • 離れている場所は、セカンダリーホストエリアが指定可能。
  • ホストエリア内で試合がある場合は、原則として他の試合はやらない
  • ホストエリアの試合の前後2時間は、ホストエリア内でJRLOが主催・主管する試合のテレビ中継はしないよう努力する。
  • ホストエリアが重複する場合は、調整する
  • ほかのチームのホストエリアで活動する場合は、JRLOと他チームの承認を得る
  • ホストエリア内のスタジアムの確保・維持に努める

リーグワン設立前の骨子には、「2021年、2022年シーズンにおいてホームエリア内での試合開催が困難である場合、国内の優先使用できるラグビー場など、別会場での開催を認める方向でリーグ運営法人と調整を行う。」とあるが、この規定がどうなったのかは謎。現実的に守っていないチームが許されているので今シーズンは適用なし?15000名のスタジアム確保も現実問題守られていない。

先日発表された、新規参入チーム審査概要には、「収容規模3,000人以上、ホストエリア、セカンダリーホストエリアに存在、ホストゲームの5割を実施。」とあるのでいずれは適用されるはず。(既存チームは除外みたいな糞ルールはありえる?)

2022-23シーズンのホストエリアと試合予定

セカンダリーホストエリアの指定は、横浜Eの大分県のみ。

ここから重複を抜き出すと以下のようになる。

赤字がその所在の区や市と協定を結んでいるのを示している。

全都県指定のチームがそれなりにいるので、こうなる。これだけ調整しているのか?ものすごい手間では。無駄でしかない。いっそのこと都道府県の協力を得れば、その区域内の市町村をホストエリアと指定できるぐらいじゃないと面倒な気がしてならない。

最近何かと話題の日野RDは、ホストエリアを「東京都日野市・八王子市および周辺地域」という謎な表記が許されているが、ニュースを探しても「日野市」との協定締結のニュースしか見当たらないので、規定的になぜ許されているのか不明。今シーズンの開催予定(中止も含む)も武蔵野市、調布市、群馬県太田市で、ホストエリア開催が一切なく、このままいけばいずれは加入要件を満たさない気がする。

規則をそのまま解釈すると、東京都本拠地チームがDivision1に4チームいるので、試合時間かぶってはいけない問題がある。(江戸陸を別扱いにすると、守られているようには見える)

Division1

会場平均は2/21現在

Division1はどのチームも半分以上をホストエリア内で試合をしている。港区がホストエリアでない(といっても東京都がホストエリアではある)BL東京、BR東京は、秩父宮ラグビー場が一応規定上使えるようにはなっているのでセーフ。これが本当にリーグの盛り上がりに寄与しているのかは謎。

当初のスタジアム基準で行くとS東京ベイは達していない。2020年12月に、改修の調整の報道はあるが続報は見当たらない。

Division2

会場平均は2/21現在

Division2は、いろいろ問題が多そう。浦安DRのホストエリアは「千葉県浦安市」であるが、区域内で試合開催はなく、日野RDのホストエリアは「東京都日野市・八王子市およびその周辺地域」であるが、武蔵野市、調布市は隣接していないので試合開催はないといっていいだろう。

浦安DRは、将来的なスタジアム建設なんていう報道もあるが現状はない。となると、新規参入審査とイーブンに考えると、除名?現実的なラインは、セカンダリーホストエリアを追加ぐらいだろうが、どうするんだろうか。

江東BS、釜石SWは、スタジアム基準に達していない。

Division3

会場平均は2/21現在

WG昭島以外は、5割以上ホストエリア内の開催。5割丁度なのが、九州KV。

WG昭島のホストエリア内には、開催基準スタジアムはない模様。義務付けられたらどうするんだろうか。

中国RR、SA広島もスタジアム基準に達していないとはいえるが、現実的にDivision3まで15000人収容は無駄だと思う。それこそライセンス制度等で昇格不可のような区切りをつけるべき名ように思う。

2022-23シーズン観客推移

Division1

公式発表が有償観客なら一応成立している?

チームごとに差が顕著にあって、東京SG、トヨタV、花園L、埼玉WKが7000人平均である一方、GR東葛、相模原DB、S東京ベイは3000人台。S東京ベイは、キャパシティの問題もあるだろうがどうなんだろう。

トヨタVの2700~12200人、埼玉WKの4000~10000人、東京SGの3700~1000人、花園Lの2760~13600人と平均上位勢は極端で、イベントの有無等を考える必要はあるのかもしれない。

相模原DB、S東京ベイ、GR東葛は平均として多いわけではないが、毎回同じぐらい入っているからそれはそれでよいのかも?

Division2

浦安DR、三重Hは2000人越え。そのほかのチームは、2000人に達しておらず、Division3の九州KV、RH大阪より少ない。

(どうせ)1000人しか入らないので、AGFフィールドは開催が許されているのだろうか。Division1はたぶん使えない。

Division3

興行としてまだ成り立っているのは、RH大阪、九州KVぐらいだろう。SA広島は、1試合のみ1000人超えているものの、基本的には500人平均のように見える。

ここまでくると興行として成り立っているのか謎。当初の計画ではコカ・コーラがいたからDivision3まで作ってしまったんだろうけど、2部制でよかったよね。というか、あの時点で変えるチャンスはあったように思う。(それこそ、1年で1部に上がれるならって宗像Bが撤退しなかった世界線すらあったかもしれない)

リーグ(と協会)がどうしていきたいのかが見えない

結論はこれな気がする。

参入要件を提示したのはいいとして、既存チームに何を守らせたいのかが分からない。当初の骨子は特段守られていないように見えるし、そうなってしまうと何のために新リーグを作ったのかが謎である。

フェーズ1として段階を踏んでいくという、当初の発表からして、今年の末にはフェーズ1の最終シーズンを迎えるわけで、次のステップはどうしていくのかを早く発表するべきではないのだろうか。(さすがに検討はしているのだろうが)

これで、フェーズ2にはライセンス制度作るよとか、スタジアム基準厳格にするよとかを言ったところで、1年で直せるわけがないのだし、また混乱を生むだけだろう。少なくとも、今シーズンが終わり、来シーズンが始まるまでには、次の計画を公開するべきなのではないだろうか。3部制が2部制に変わるぐらいで、他は何も変わらないとかはありそうではある。

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