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【カーリング】PCCCが初開催される意義

カーリング
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カーリングの大会として、アジア・パシフィックゾーンのパンパシフィックアジア選手権と、アメリカゾーンで隔年開催されていたアメリカズチャレンジが統合され、パンコンチネンタルカーリング選手権が今年より開催された。この大会の意義を考える。

アジア・パシフィックゾーンとアメリカゾーン

世界カーリング連盟は3つのゾーンに地域を分けていて、ヨーロッパのヨーロッパゾーンとアメリカ大陸全体のアメリカゾーン、そしてその他のすべてが所属するアジア・パシフィックゾーンに区別される。

アジア・パシフィックゾーンには20チーム、アメリカゾーンには8チームの国と地域が属する。ヨーロッパは42の国と地域が属しており、ウインタースポーツ特有の北半球中心、ヨーロッパ中心の構成となる。

アジア・パシフィックゾーン

アジア・パシフィックゾーンには10チームがいたが、1991年に始まったパシフィックアジア選手権は、初回は男子3チーム、女子2チームで始まる。翌1992年は女子は開催されていおらず、男子は2チーム(オーストラリアと日本)のみであった。やはりこの地域にはなじみがなかったのだろう。

年々チーム数は増え、コロナ前の2019年は、男子10チーム、女子8チームが参加している。

世界カーリング連盟への加盟年でいうと、80年代は日本とオーストラリアだけであるが、90年代にニュージーランド、韓国、台湾が加盟し、2000年代に中国、カザフスタン、2010年以降は加盟が相次ぎ、2018年にナイジェリア、2021年にケニアとアフリカのチームも加盟をし、今年もジャマイカ、タイが加わり20チームとなった。

アメリカゾーン

アメリカゾーンは、統合前の大会としてAmericas Challengeがあげられているが、これが大会かといわれると、大会ではあるのだがどちらかといえば進出決定戦的な立ち位置だ。そのため、女子は2度しか開催されたことがない。

男子は18年にガイアナ、19年、21年にメキシコが参加したことで3チームの参加であったが、それ以前はアメリカorカナダとブラジルの参加であった。開催国であったり、世界選手権等の参加の決め方の性質上、このぐらいでしか決める必要がなかったともいえよう。

そもそもそれだけレベル差があるといってしまえばそれまでだが、1チームないし2チームアメリカゾーンに割り振られた枠を2~3チームで争っていたのが今までだった。

アメリカゾーンも2016年にガイアナとメキシコを皮切りに、ドミニカ、ボリビアが加盟をし8チームとなった。

そもそも大会がない

ただ、増えていはいる物の大会が開催されているか、というとそうではなく、ヨーロッパ選手権はディビジョンCまでの3部構成で2021-21年シーズンの場合は、男子はAに10,Bに16、Cに12の計38チーム、女子はAに12、Bに10、Cに5の計27チームが参加する大会はある。男子は38/38(2022年に2チーム増えたのですべて)が参加しているわけで大会があるのだ。

しかし、アジア・パシフィックゾーン、アメリカゾーンにはそういった大会がない。結局は個々につきるのだろう。普及はしたいし広げたい。けど、加盟国が増えたけど大会がないではダメなのだ。

そのためできたのが、PCCC(パンコンチネンタルカーリング選手権)だ。初年度だし、コロナ禍だし参加チームがすべてではなく、むしろ少ない。以下にまとめた表を示す。

そもそも今まで大会がなかったわけで、選手がいるのかわからない。大会がなければ選手もいないなんて国も少なからずあるだろう。

PA:Pasific Asia, A:America

大会前(中?)のランキング

とまぁそんなところで大会はできたのはいいが、結局レベル差はどんなものなんだろうか。世界ランキングを見てみようと思う。

WCFの世界ランキングは、過去のものが見れないので今日(2022/11/4)時点のもので集計してみた。大会前にやればよかった。 説明文を見る限りこの大会の後に変わるはずだから、今のものは大会前なはずだがよくわからない。

男子のランキングはこうだ。左側は国別ランキング、右側はチームランキングだ。チームランキングは、Week13のもので集計した。

女子のランキングも同様に集計した。チームランキングは、Week13のもので集計した。

世界ランキングあ、WCFのページになかった。同様にSkip側も掲載されていないものは空欄である。

と11/4の試合前の時点の結果に近いように、そもそもランキングに大きな差がある。女子はDivisionAの決勝進出はアメリカ、日本、カナダ、韓国ですでに決まっているし、男子もランキング上位のカナダ、韓国、アメリカが5勝1敗で決勝トーナメント進出を決めている。

それこそ、今大会で苦戦を強いられているのは日本男子ぐらいだろうか。

ディビジョンBにおいても女子は台湾、メキシコが上位で決勝トーナメント進出を決めた。(2チームだけしか進出しないならトーナメントではない?フォーマットが謎)
男子は、ランキングとは違うものの香港、ガイアナ、インド、カザフスタンが決勝トーナメント進出を決めている。ランキング的にはインドが躍進したといえるのだろうか。

まぁとはいえ、そもそも大会に出ていなければポイントを獲得することもないわけでランキング上位以外の数値はそこまで当てになるものではないだろう。この地域にとっては今スタートを切ったのだから。

これからちゃんとチームは増えるのか

現状のランキングを見る通り、この地域は上位5~6チームと、中盤で差があるのは現状なのだろう。それに加えて、今大会は加盟国のうち半数程度の国・地域しか参加をしていない。

この大会が開催されることによって、どのチームも平等に世界選手権へ出場する機会を作るのが目的とされている。今までは参加しているチームしていないチームがあったが、Bディビジョンからは参加できるのでそういう話だろう。果たして加盟国で参加していないチームは来年度以降参加をするのだろうか。

ただ、Bディビジョンではアフリカ勢の国際試合初勝利や、インドも初勝利を挙げた。いろんな地域でカーリング競技の第一歩が切られたわけで、この意味は大きいものがあるだろう。

この参加国のうちどれだけの国が大会を開催できるかも少し気になる。PACC時代は、日本、オーストラリア、カナダ(参加していないのに)、韓国、台湾、中国、カザフスタンで開催されてきたわけだが、アメリカは当然できるだろうけど、他はどうなんでしょう。

WCFはAとBは同時開催をする気なんですかね?ヨーロッパ選手権みたいに。まぁスポンサー集めとか考えたら、B単独開催はやりにくそうではあるが。20チームとか集まり始めると、できない国出てきそうだけど、男女分けたりとかするんですかね?

まぁいずれにせよ、今年始まったのだ。今後どうなっていくのかでカーリングもまた変わって行くことがあるのかもしれない。

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