リーグ○○はあまりない説
サッカーのJリーグ、WEリーグ、なでしこリーグ、フットサルのFリーグ、近年のリーグ改組名称では、Bリーグ、SVリーグ、Vリーグ、JDリーグと後ろにリーグがつく形が多い印象。
他にはXリーグ、S/Jリーグ、アジアリーグ、IJリーグと、リーグが後につく方が実は多いのかも。
それこそNPB内のリーグも、セ・リーグ、パ・リーグであり「リーグ」が後であるケースが多い。
それこそ「ジャパンラグビーリーグワン」なんて長いラグビーは一応先リーグだがちょっと違う。その面ではどうして後になったのかは興味深い。
とは言うものの本当に全てのリーグで名前をごちゃごちゃ付けるのが分かりやすいのはは謎。プロ野球とサッカーJリーグしかなかった時代ならまだしも、B、SV、Hと興行に振りつつある中で、効果的かは未知数な気もする。
イタリアだとセリエAが最上位リーグを示し各競技があるみたいな形もありには思う。どうせ報道では競技名+リーグ名で呼ばれるのだから、「トップリーグ」的な単純名称でも案外困らない気もしてくる。
チーム名称
正式名称、呼称に「地域名」を設定することを義務付けた。これは、Jリーグに始まり、Bリーグ、Tリーグ、リーグワン、SVリーグと似たような流れを汲んでいるとも言ってよいだろう。

一覧を見てわかる通り、正式名称は実業団チームが排除されているわけではないので社名が長いのもあって長いチームが多い。現実的に使われるのは呼称となりそうだ。
呼称が一般利用されるとして、着目するべきところは2種類設けられた「略称」。これはBリーグやリーグワンとは異なり統一性が全くない。
普通な略称
本来はすべてここであるべきであろう。略称なのだからどこなのかは簡単に一致するべきだろう。

呼称≧略称(6文字)≧略称(4文字)と整理されているチーム群を上に挙げた。
これらはつながりがあるからどれで書かれていても容易に紐づけできるといっていいだろう。
琉球コラソン→琉球C、アルバモス大阪→アルバ大阪→A大阪のように一部分をアルファベットに置き換えるのは他のリーグの略称においても用いられており自然であるといっていいだろう。
略称6文字と4文字で情報が増えるチーム

ここに挙げたチームは6文字よりも4文字のほうが情報がなぜか増えるチーム。
ジークスター→Z東京
ドリームス→富山ドリ
アランマーレ→A富山
ラヴィッツ→大阪L
ビュースト→熊本BP
ラティーダ→L琉球
4文字で地域名が統一されてあるわけでもないのに6文字でなかった地域名が4文字には存在する。
これは6文字を使うメディアと4文字を使うメディアが混在することが想定されることを踏まえるならば一般に広く理解されるかといわれると少し疑問なところ。
もちろん一部分は統一して入っているので、混乱を生む可能性が否定できないというだけであって、まだ理解できないわけではない。
6文字と4文字で指すものが違うチーム

これは一般的ではないと思う。6文字と4文字で示している情報が異なる。
もちろん現実問題浸透さえしてしまえば問題ないのではあるが、浸透する前からこれをリーグが提示するのはどうなんだろうか。
Jリーグ当初の動きを私は知らないが、Bリーグは統一した略称(地域名+重複があれば2文字以下のアルファベット)であったわけで、リーグが何をしたいのかがあまり見えてこない。
サッカーや野球であれば浸透しているのもありどちらを使っても伝わる可能性高いだろうが、リーグを改組し、チーム名の変更があるのかでいろいろな種類の名称を、リーグが提示してしまうのは少し疑問。
そして統一感がない。リーグワンの略称が失敗した(報道は各社バラバラ)ように、少しこのリーグも怪しいといえそう。
呼称とすら一致しない

個人的に気になったチーム群。というかリーグがなぜ承認したのか謎。
安芸高田湧永は、正規名称、呼称と「わくなが」とリーグ改組後はひらがなにしているように資料からは読めるが、略称は唐突に漢字が使用される。それならすべて漢字のほうが視覚イメージとしては連想しやすいのではないかと思う。(ただし現時点では公式HPの湧永はカタカナ)
ブルーサクヤ鹿児島は、6文字略称は「ブルーサクヤ」であるが4文字略称は呼称にない「ソニー」。正式名称の一部で、ソニーグループであるからなにもおかしい話ではないが、紐づくかは謎。ソニーといわれて「ブルーサクヤ鹿児島」が連想できるわけはないのでちょっと疑問符。
一番の問題は、「トヨタ自動車東日本レガロッソ宮城」だろう。誰がトヨタ自動車東日本の略称を「TMEJ」だとわかるというんだ。それはもはや関連企業に勤務している人だけだろう。「J」が何かといえばJapanなのではあるが、これは日本のリーグである。別にTMEと区別する必要などないのだ。
TMEは「Toyota Motor Eupope」でトヨタ自動車のベルギーにあるヨーロッパの持ち株会社で2002年に誕生。トヨタ自動車東日本は2012年に3社合併により誕生しており、後にできたから「TMEJ」なんだろうが、そんなことはハンドボールにおいてどうでもいいのだ。(一応wikipediaには略称がかかれているが)
もちろん略称は正式名称を省略しているものであるからどのチームも省略はしているのだろうが、本当に元の意味を保っているのかは謎。もちろん区別できるという意味では保ててはいるが。
ハンドボールはプロ化
2028-29シーズンよりプロ16名以上を義務化。分社化を求めておりプロ化へと舵を切る。近年リーグ改組した例を見ると、ラグビーは実質実業団、バレーは実業団を許容した形であり、ハンドボールは異なる。どちらかといえばバスケより。
揉めていた入会金や年会費などはリーグ規定は、24年3月改定が最新で入会金・年会費も1000万円に着地した。
断念した新リーグでは、入会金1500万円、年会費3000万円であったがそこからは減少。ただし、今までのリーグでは入会金100万円、年会費600万円であったからいずれにしても増額。配信周りの投資も絡んでくるので致し方ないが、当初は赤字もあり得るだろうけど本当にその年会費で成り立つかは謎。
入会金は、24年1月末に加盟しているチームは対象外としたので、ちゃっかり既存チームの既得権益を確保しているの。新リーグというよりもやはりリーグ名変更ぐらいのニュアンスが正しいのかも。
一般に公開されている情報が少なすぎる問題
リーグ全体の説明資料はPDFが1つあるだけ。断念した新リーグでは特設サイトを作っていたが今回はなし。本当にこのタイミングでリーグを変えるべきだったのかは謎。
他リーグで言う収容人数規定は、おそらく「集客要件」で、24-25シーズンは1000名の努力義務、26-27シーズンは1500名の義務、28-29シーズンは2000名の義務であり、当面は2000人収容でよさそう。今のB2レベルのアリーナぐらい。それなりの市であればキャパは問題なさそう。
プロ化人数は、24-25シーズンの11名以上努力義務に始まり、26-27シーズンで11名以上義務化、28-29シーズンで16名以上義務化となる。
分社化(独立法人)の義務付けは、27-28シーズンから。
全体を通してみると、移行はバラバラで、26-27から28-29にかけて緩く変化していく。
そういった点を踏まえると、別にあと2シーズンは移行期間で、試合数は増やしつつも既存リーグ+αの形でもよかったのではないか、とすら思えてくる。
Bリーグは、資格停止の兼ね合いもあり統合しなければいけなかったし、完全プロ化をその時点でするしかなかった。だからリーグは改組する意味は理解できるし、それを打ち出すのもあり、LEDコートで地上波中継枠を取り、派手に演出して始まったのだろう。
しかし、ハンドボール(とバレー)は、本当に今のタイミングが意味のある転換点ではないように見える。もっとインパクトがあって盛り上げに寄与できるタイミングでカードを切ってもよかったのでは?と思わざるを得ない。(まぁリーグ移行断念仕切り直しがごねたわけではないアピールをしたい側面が、ハンドボールにはある気もするが)
個人的には、「アリーナ要件」「独立法人」あたりはドロップアウトするチームが少なからず出る可能性があるタイミングだと考えており、そのタイミングでリーグを刷新する方がファン目線では伝わりやすいし納得感があるように思う。(リーグの途中で、基準満たせないからチーム解散はちょっとしっくりこない)
もちろん、プロ化・興行化に舵を切るな独立法人化は当然であろうが、果たして2000人規模のアリーナ要件で収益確立ができるのかは、甚だ疑問である。

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