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チーム名はどうして長くなってしまうのか

Bリーグ
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リーグワンの名称で最近これは指摘されるところであるが、果たしてそうなのか。バレー、ハンドボールも地域名付与を図ろうとしている中で、目指すべきものは何か。

野球のチーム名も長くなっている

野球に関して特段指摘されているように見えないが、実は野球だって長くなっているのだ。

今世紀になってからの変更を見ると、日本ハムの北海道移転で「北海道」が付与されたのを皮切りに、ダイエーからソフトバンクへの経営権譲渡、オリックス、近鉄の合併と、楽天の登場、ヤクルトと西武がそれぞれチーム名に東京、埼玉と自治体名を付与し、横浜の経営権譲渡によりDeNAが増え今に至る。

過去をさかのぼってみれば「太平洋クラブライオンズ」「クラウンライターライオンズ」あたりも長いが、現状の「東北楽天ゴールデンイーグルス」とほぼ同じ長さといってよいだろう。

しかし、野球はそこまで問題視されていない。結局、どう読んでも理解する人が大多数に上ることがすべてなのだろう。

野球の中継やニュースでは、「楽天」「東北楽天」「楽」「イーグルス」「楽天イーグルス」「E」と多様な表現をされるところではあるが、それで認識できるのだ。

愛称として見てみると「ゴールデンイーグルス」は長いものの、他のチームは一単語で構成されている。

結局のところどこまで認知が広がるかにかかっているのだろう。プロ野球は80周年を超え、来年90周年を迎える。もちろんその間にチーム変遷は多くあるとはいえ、愛称が継続していたり、クローズドリーグであったりする点が影響しているといえるのかもしれない。

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Jリーグ

リーグ移行して、30年を迎えたサッカー。公式に発表されているのは、チーム名、呼称、略称。基本的に使われるのは呼称と略称。

チーム名とするならば、案外長いチームがある。が実際都市(地域名)がそこまでかぶっていないという点が大きい。略称にしてもそこまで分かりくくない。横浜FM、横浜FC、YS横浜や、G大阪、C大阪、FC大阪と3チームがあることはあるとはいえ60チームのなかの3チーム。このぐらいが限度なのかもしれない。

名古屋グランパスエイトから名古屋グランパスに呼称が変わったり(2008年)、京都パープルサンガから京都サンガF.C.へチーム名が変更されたり(2007年)、ザスパ草津からザスパクサツ群馬へ名称を変更したり(2012年)、コンサドーレ札幌が北海道コンサドーレ札幌へチーム名を変更したり(2016年)と細かい変更は近年でもある。伸びているチームもあれば、縮んでいるチームもあるのは興味深いところ。

サッカーの興味深い点は、「地域名」と「FC」や「SC」のみでチーム名や呼称が構成されているチームが比較的多く存在することか。それ以外の愛称でも「ガンバ」「レッズ」「サガン」をはじめ比較的短い。長くても「サンフレッチェ」「アルビレックス」「ヴァンフォーレ」「アルディージャ」「ホーリーホック」「ブラウブリッツ」あたりか。

愛称に着目すると、造語のチームもあるが複数単語を使用しているチームは少ないように思う。愛称の英語表記でスペースが入るのは「アクルクラロ」のみ。ほかに組み合わせは「ジェフユナイテッド」「V・ファーレン」「F・マリノス」あたりか。

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Bリーグ

近年プロ化を図ったバスケ。以下に一覧を示す。

特徴とするならば、呼称として短いチームがある一方で比較的長い。試合中継では略称が使われるわけではあるが、愛称部分に複数単語が使われているチームがプロ野球、サッカーと比較しても多いような印象がある。

「クレインサンダース」「ブレイブサンダース」「ブレイブウォリアーズ」「ダイヤモンドドルフィンズ」「スサノオマジック」「ファイブアローズ」「ライジングゼファー」「ゴールデンキングス」「ビッグブルズ」「ビートレインズ」「ブローウィンズ」となかなかに長い。そのうえ、「ブレイブ」「サンダース」はかぶっている。旧所属がbjのチームとNBLのチームだから仕方ないのかもしれないが。

同じ地域名がつくチームは、A東京、東京Z、東京Uの東京が最大。

チーム名の変遷は、日立サンロッカーズ東京・渋谷からサンロッカーズ渋谷(2017年)、越谷がクラブ化あたりでコロコロ変更、リンク栃木ブレックス→宇都宮ブレックス(2019年)、千葉ジェッツ→千葉ジェッツふなばし(2017年)など。呼称は、Fイーグルス名古屋→ファイティングイーグルス名古屋(2020年)、滋賀レイクスターズ→滋賀レイクス(2022年)に変更の例がある。

報道面で見ると、試合結果を伝えるものであれば略称が多く、それなりに地域でばらけているので、それで理解できるし馴染んでいるように思う。地方ニュースレベルだと、愛称報道もあるように思う。統一して報道されるのは大事なポイント。

ファン層として相手チームの愛称をどこまで認識されているかは気になるところ。

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