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バスケルールの変遷ー時間編ー

バスケットボール
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バスケルールの変遷を振り返ってみよう。様々なルール変遷があるが、ここでは時間にまつわるものについてみてみよう。

時間にまつわるルール

現行の時間は、そもそもの試合時間以外に、24秒ルール、8秒ルール、5秒ルール、3秒ルールが設けられている。それぞれの変遷をみてみよう。年はすべて日本ルールの改正年です。(基本的にFIBAルールのほうが半年はやい)

試合時間

現行のルール(2019年から)は、「各10分間の4つのクォーター」で構成される。

最初期

15分の前後半で行われていた。

1965年

20分の前後半に改められた。(一般男女、男子)
高校女子は、8分×4であったのが、16分の前後半になる。

1969年

中学校の試合が6分×4回から15分ハーフへと変更される。

2001年

「各10分間の4つのピリオドからなる。」と定義されていた。

2019年(現行ルール)

「各10分間の4つのクォーターからなる。」と定義される。

延長ピリオド(Extra Period)がオーバータイム(OverTime)へ名称が変わる。

以前からクォーターと呼ばれることは多かったが、ルールとしてはつい最近この呼び方になった。

24秒ルール/30秒ルール

1度の攻撃をする制限時間を定めたルール。30秒ルールとして1957年に始まった。

ルール変更に伴って計測機器の更新も進められ、14秒リセットの導入により多くの機器が使用できなくなってしまったのは改正直後で小さい大会ほどトラブルがあったように思う。

1957年

30秒ルールの導入。しかしこのころは、ボールがデッドになるとリセットされていた。

1985年

「継続してはかる」ことが導入される。アウト・オブ・バウンズ時にリセットしないようになる。

2001年

ピリオド制に変わると同時に、30秒から24秒へと変更される。
リングに触れるかバスケットに入るまで継続してはかり続けられるようになる。

2015年

14秒にリセットする概念が誕生する。

オフェンス・リバウンドは14秒でリセットされるようになる。
相手チームのファウルやヴァイオレイションがあり、スローインする際にフロントコートであれば、13秒以下の時は14秒にリセット、14秒以上の時は継続することになった。

ただし、ボールを新たにコントロールする場合は24秒にリセットされる。(29-2-2)

2019年(現行ルール)

新たにボールをコントロールする際に、スローインであれば無条件で24秒だったものが、フロントコートの場合は14秒にリセットされることになる。

29-2-2 審判が、ボールをコントロールしているチームのファウルやバイオレーション(ボールがアウトオブバウンズになった場合も含む)でゲームを止め、スローインが相手チームに与えられる度に、ショットクロックはリセットされる。
オルタネイティングポゼッションにより新たなオフェンスにスローインのボールが与えられ
る場合も、ショットクロックはリセットされる。
そのチームのスローインが以下の場所で行われる場合:
◦ バックコートの場合、ショットクロックは24秒にリセットされる
◦フロントコートの場合、ショットクロックは14秒にリセットされる

OFFICIAL BASKETBALL RULES 2019 バスケットボール競技規則、公益財団法人バスケットボール協会

テクニカルファウルがFT1本の挟み込みになったため、リセットされなくなる。

アンスポーツマンライクファウル、ディスクォリファインングファウルのスローインが14秒であることが明記される。(スローインをする場所がセンターラインの延長線からスローインラインへ変更されたため)

8秒ルール/10秒ルール

バック・コートからフロント・コートへ進むまでの制限時間を設けているのがこのルールだ。

1932年

10秒ルールの導入。(センターラインが生まれたのはこのタイミングで、同時にバックパスルールも始まる。)

1961年

10秒ルールの廃止。バックパスルールの廃止。

1969年

ゲームの終わりの3分間だけ、10秒ルールとバックパスルールの適用。

1973年

10秒ルールとバックパスルールが試合全体で適用される。

2001年

10秒ルールが8秒ルールになる。

ここから大枠のルールとしては変わっていないが「フロント・コートに進められた。」定義はころころ変わっている。

・ボールがそのフロントコートに触れた時
・ボールがそのチームのフロント・コートに触れているプレイヤーか審判に触れた時

2005~バスケットボール競技規則、(財)日本バスケットボール協会

2009年

ドリブル時のフロントコートへ進める定義が追加される。

ドリブルでボールをフロント・コートに進めようとしているときは、ドリブラーの両足とボールがフロント・コートに触れた時

2009~バスケットボール競技規則、(財)日本バスケットボール協会

2011年

8秒ルールの条で定義されていた、「フロント・コート」「バック・コート」が第2条へ移動する。

8秒のかぞえ始めるタイミングが明確化される。
・あらたにバック・コートでボールをコントロールしたとき
・スローインの時は、ボールがバック・コート内のプレイヤーに触れた時

「フロント・コートへ進める」定義も変わる。
・コントロールされていないボールがフロント・コートに触れる
・フロント・コートに両足が触れているそのチームのプレイヤーがボールに触れる
・フロント・コートに触れている相手チームのプレーヤー・審判にボールが触れる
・ドリブラーの両足とボールがフロント・コートに触れた時

2013年

「フロント・コートへ進める」定義が厳しくなる。

・コントロールされていないボールがフロント・コートに触れる
・フロント・コートに両足が完全に触れているそのチームのプレイヤーがボールに触れる
・フロント・コートに触れている相手チームのプレーヤー・審判にボールが触れる
・ドリブラーの両足とボールが完全にフロント・コートに触れた時

2018年

「フロント・コートへ進める」定義の表現が変わる。全体的にルールが作り直されたのがこのタイミングで、さまざまな表現が改められた。

28-1-2 ボールがフロントコートに進められたとは、以下のことをいう:
◦どのプレーヤーにもコントロールされていないボールが、フロントコートに触れる
◦両足が完全にフロントコートに触れているオフェンスのプレーヤーに、ボールが正当に触
れる
◦体の一部がバックコートに触れているディフェンスのプレーヤーに、ボールが正当に触れ

◦ボールをコントロールしているチームのフロントコートに体の一部が触れている審判に、
ボールが触れる
◦バックコートからフロントコートへドリブルをしている間に、ボールとドリブラーの両足
が完全にフロントコートに触れる

OFFICIAL BASKETBALL RULES 2018 バスケットボール競技規則、公益財団法人バスケットボール協会

2019年

テクニカルファウルが挟み込みになったので、継続してはかるようになる。

5秒ルール

実は競技規則上は「5秒ルール」というものは存在しない。
5秒の時間制限があるのは、「近接してガードされたプレーヤー」(2015年ルールまでは「近接して防御されたプレーヤー」)、スローイン規定(17-3-1)、フリースローのシューター規定(42-4-3)でそれぞれ定義されている。

フリースローに関しては、大正時代は10秒であったらしい。

これに関しては様々な場所にルールが散らばっていることもあってか特段言及されない。

確認した競技規則の中では特段変更されている所は見受けられないように思う。

3秒ルール

3秒ルールも他のルールと比較すると、そこまで大きな変遷はない。少なくとも2005年から現在に至るまでは、2018年ルールで表現が変わったのはあるが変わっていないといってもいいだろう。

1932年

ここで最初に登場する。このころは現行とコートも違うのが定義としては「フリースローレーンで自分の(資料では自分のだが相手のである気がするが不明)バスケットを背に立っているプレイヤーはボールを3秒以上持ってはいけない」

原型とも言えるが、今のルールとは少し違う。

1933年

バスケットを背にしている状態に限定されず、ボールを持っているときは3秒以上とどまってはいけない。

1935~1936年

ボールを持っていなくても3秒以上とどまってはいけないことになる。ここが原型であり、制限区域の変更(形がいろいろ変わる)のはあるとはいえ、あまり変わっていない。

参考文献・資料

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