2026-27シーズンにBリーグは新たに生まれ変わる。もうこれは決まったことなので、ライセンス交付の流れを確認しよう。
審査の流れ
初回審査は1次審査~4次審査まであることはかねてからこのサイトでも記述はしていたが、詳しく見ていこう。
2次審査移行は行われる場合とおこなわれない場合があり、
2次~3次審査は、それより前の審査で18チームに満たない場合、4次審査は3次審査までに10チームに満たない場合に実施される(第15条)
最近の入場者の記事のとおり、18チームに達することはまずないので3次審査までは行われると考えてもよいだろう。
ホームアリーナ基準
①~③を満たすことが求められる。改修・新設は2028-29シーズンまでの2シーズン猶予があり、3,000人以上の客席の代替アリーナでも可能となる。
①既存アリーナ:2024年6月に「2024年審査時★★★」を満たし 、かつ2026-27シーズン最初に開催されるリーグ戦までに「2026年以降審査時★★★」で整備することを確約する
②既存アリーナを改修:改修したアリーナが、2024年6月に「2024年審査時★★★」を満たし 、かつ2028-29シーズン当初から利用可能で、2028-29シーズン最初に開催されるリーグ戦までに「2026年以降審査時★★★」で整備することを確約する
③新設計画:新設するアリーナが、2024年6月に「2024年審査時★★★」を満たし 、かつ2028-29シーズン当初から利用可能で、2028-29シーズン最初に開催されるリーグ戦までに「2026年以降審査時★★★」で整備することを確約する
入場可能数
これは5,000席以上が求められる。ただし、いすを置いただけの座席はカウントされない。
固定席・移動/可動席・独自に設置した仮設席・椅子席、消防法上許された立見席スペース、車いす席がカウントされる。
また販売されない席は当然カウントから除外されるし、施設・消防が認可しない席も当然除かれる。ベンチ形状の椅子は400mmを1席とカウント。立見席は、入場可能数の10%以下だ。
初回審査時はスイート・ラウンジ・VIP用動線が求められる。スイートは、「飲食や談話等を楽しむことができる原則、居室化 されたスペース・席とそれとは別に試合を観戦する座席が併設配置されたスペースであること」とされ、入場可能数の2%以上が利用可能であること。ラウンジは、「試合観戦する
座席 ※ を備え、それとは別に飲食や談話するスペースやエリアがあること」とされ、(スイートと合計して)入場可能数の5%以上のスペースがあることが求められる。とはいえ、これらの記載は、2023-24シーズンのアリーナ検査要綱には入っているもので、新設の場合は求められているものだ。●印の今後は必須にするといってたものが必須になったと考えればよいだろう。(10,000人が●だったがそこはさすがにやらなかった模様)
代替アリーナはスイート・ラウンジの設置は必須ではない。
部屋
アリーナ以外で言うと、医務室、ドーピングコントロール室、チーム更衣室、審判用更衣室(男女用で2室)、そのほか控室、主催者・主幹者室、メディアワークルーム、記者会見室が求められるが、これらも既に要求されているものとほぼ同じと考えてよいだろう。
器具
ゴール器具が「OFFICIAL BASKETBALL RULES 2017 –BASKETBALLEQUIPMENT–」のLEVEL2に基づくようなものが、新設の場合は必須で、既存施設は推奨(●印)だったものが、2026年以降審査では「LEVEL1」が必須になるというところは興味深い。とはいえ、セノー製が多く、セノーはLevel1/2かLevel3の製品のわけで、level2に対応できていれば問題ないか。ショットクロックとゲームクロックと連動する必要がLevel1だとある模様。(1対1000万で予備がいる)
ショットクロック器具もLevel2から2026年以降審査ではlevel1に代わり、スコアボードはlevel表記がなかったものが2026年以降審査ではlevel1と書かれる。ただし、スコアボードに関しては、level1に基づくとはいえ、選手氏名、個人得点・ファウルは必須ではないので大きさがLevel1というだけで、実質的にlevel2のような気がする。(Level2の商品ですらそこまで物がないから特注?)まぁでかいモニターで一応要件は満たせるんですけどね、あれ。
公の体育館をホームとしているチームだと、買い替え等、案外面倒ですよね。買って寄贈するんだろうか?
入場者基準
1次審査~2次審査:4,000名
3次審査:4,000名(売上高or連結等売上高9億円以上)/3,000名(売上高or連結等売上高12億円以上)
4次審査:3,000名
どのリーグであってもリーグ戦の公式戦が対象であって、チャンピオンシップ、プレーオフは対象外。
1次審査は2022-23と2023-24、2次審査移行は2023-24が対象シーズン。
入場券を持っている人は、半券or読み込んだ実数。入場券を持っていない、未就学児童、車いす介助者、VIP席の観客、関係席で観戦する人は入場時にカウントする。
売上高基準
税抜きで判定
1次審査~2次審査:12億以上かつバスケ関連事業9.6億以上
3次審査:9億以上かつバスケ関連事業7.2億以上(入場者4,000人以上)/12億以上かつバスケ関連事業9.6億以上(入場者3,000人以上)
4次審査:9億以上かつバスケ関連事業7.2億以上
2023年6月期・2024年6月期が対象。7月2日~12月末に事業年度が始まる場合は2021年度・2022年度
バスケ関連事業は、興行・プロチーム運営・MD・スクール・会場内飲食・アリーナ・メディア・クラブライツを伴うの事業
議決権の50%以上を持っている会社は子会社。事業年度の半分以上は所有している必要がある。グループ間取引を控除し、議決権割合を乗じた分合算できる。
その他
純資産基準:2023年度末債務超過でないこと。
資金繰り基準:1年間は安定していることが説明できること
ユースチーム基準:U18,U15のチームを保有し、運営すること
練習設備基準:練習場、ウェイトトレーニング施設規定に基づき整備することを確約する
組織基準:株式会社として法人格を有し、取締役会設置会社であること
(取締役会は不明だが、現状満たしていないのは立川と実業団の豊田合成)
人事基準:フロントスタッフが13名以上、医師1名以上、警備員の雇用or委託
クロスオーナー禁止
まとめ
と、とりあえず一通り書き出してみた。
次は、売上高を見てみる。大体9月末公開がおおいので。


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