WRCカレンダーが発表されたので、書き記しておこう。
日程が遅い
2022年の開催は11/10~13であった。2023年のJAFからFIAへの申請は11/7~12。
しかし、FIAから発表されたカレンダーには11/16~19と発表された。
これは12戦の終了後に運ぶことを考えるとこういったスケジュールになるのだろう。単に第12戦が1週間遅くなったから、13戦目の日本も遅くなった。
これによって起こりうる問題を2点あげておく
より紅葉のシーズンに近づいた
そう。エリア内に紅葉スポットがあるのだ。ラリーと紅葉。雰囲気としては最高かもしれない。
しかしこの近辺は、一般人が車で移動する地域である。
今年の紅葉スポットの状況を見ると、以下のようになっている。
豊田・小原地区小原四季桜祭り:11/12~11/30
豊田・足助地区香嵐渓もみじまつり:11/1~11/30
豊田・藤岡地区ふじおか紅葉まつり:11/18~20
岡崎・くらがり渓谷:11/19~12/4に紅葉まつり
岡崎公園付近:11/25~12/4にライトアップ
傾向とするならば街中に近い場所は、11月下旬からが本番だけど、山あいは11月頭ぐらいから始まる。
ラリージャパンが1週間遅れたことで、重なる場所が増えてしまう可能性がある。共存できるのかもしれないが、チケットが何だといろいろやっている今年を見ると、個人的に共存はできないような気がしてしまう。もちろん近いエリアでやっている場所がないわけではないけど。
鞍ヶ池公園は開催にもとなってすべて休園とした。
避けてやればいいと思うかもしれないが、豊田スタジアムからすると同じぐらいの位置にスポットが点在しているので、使いたくない道路が増えそう。もちろん今年使用した場所もそういう場所は多いので、どうするのか。香嵐渓と小原四季桜よりは遠方に設定するしかないのだろうか。
線がSS。(SS1,13,14を除く)紫がラリーHQとサービスパーク。オレンジが各種サイトにある紅葉スポットを適当に抽出した。(その場所はそこまで混まないみたいな場所も含まれる)
日没が早くなる
当然のことながら1週間遅くなればその分日没は早い。今年のSS13のキャンセルはトラブルも混みではあるが、日没が迫っていたことも要因の1つだろう。
早朝スタート(SS2は7時3分、SS8は7時12分)となったわけで、これも日没を考慮してのことだったはずだ。しかし1週間遅くなるのだ。
豊田市の今年の開催日程の日の出と日の入りを見てみよう。
11/10:日の出 06:19:11、 日の入り 16:50:46
11/13:日の出 06:22:05、日の入り 16:48:33
そして来年の日程
11/16:日の出 06:24:48、日の入り16:46:46
11/19:日の出 06:27:43、日の入り 16:45:33(旭高原:06:23:30~16:47:22)
(Ke!sanで算出)
これを誤差と捉えられるかどうか。15分程度短くなるので、少しでもトラブルがあるとリカバーが難しいともいえるのかもしれない。というか、この日の出時刻で今年と同じ時間にスタートできるのかは謎。
イエローカード適用?
前記事にも書いた通り、イエローカードが適用されるレースとなる可能性がある。
今年のレースで安全上の懸念があったのは確かで、否定のしようがない。もし実際にイエローカードが出されたうえで、来年も何らかのトラブルがある場合は、再来年以降のカレンダーから再び消えてしまう可能性は十分にあるだろう。
(FIAがどういうかは別として、主催者に出されるものなので、理論上は別主催者でならできそうな気もするけど。。。)
Isegami’s Tunnel
結局数台しか走ることがなかった伊世賀美隧道。2020年時から日程に組み込まれてはいるけど、どうなるんでしょう。
伊世賀美隧道は、登録有形文化財。舗装をすることはまずないので、使うなら砂煙は確実。仮設ファンでもつけれればいいけど、文化財なのがややこしさを増しているように思う。
乙川をやめて白浜公園が既定路線?
これは懸念点でも何でもないが。
TGRラリーチャレンジで白浜公園が使われたわけではあるが、はっきりと報道されているように、WRC自体もここでやることを目論んでいそうだ。
白浜公園も河川敷といえばそうだが、乙川河川敷よりも川から離れてはいる。
これは岡崎SSの代わりなのか、鞍ヶ池SSの代わりなのかは気になるところではある。
ただし、割と中心部に近く住宅も少しはあるエリアであり、今年の鞍ヶ池のように夜実施は厳しいように思う。照明もないし。
スケジュールとして大幅変更をしないのであれば、岡崎→白浜公園は考えやすいように思える。
主催者が変わる
かねてから報道もされているように、主催者に豊田市が加わる。(一方でサンズは撤退?)
これがどういった変化をラリーにもたらすのかは気になるところではある。
今年の競技主催は、トヨタモータースポーツクラブ、株式会社サンズ、MOSCO。
興行主体は、ラリージャパン2022実行委員会(株式会社サンズ、株式会社電通、愛知県、岐阜県)であった。(参考)
来年のカレンダー申請上の競技主催は、トヨタモータースポーツクラブ、MOSCO、豊田市。
サンズは興行に特化するのか?でも競技の主催でもないのに興行するのか?
2023実行委員会は恵那市の報道発表からするに、豊田市が中心で、恵那市が職員派遣。プラス民間出資者のようだ。今年までのサンズ主体のラリージャパンとは、来年以降は変わったものになる可能性は十分にある。今年の実行委員長は、サンズの代表取締役。副会長は電通。そもそもの運営主体からしてすべて違う可能性すらあるのかもしれない。
民間出資者がどこなのかはよくわからない。
主催者変わるからイエローカード云々も実はちょっと違うのか?と思ったりもする。主催者に出されるものだし。TMSCの主催であることは変わらないのだから、結局はFIAサポートと監視のもと行われることになるのだろう。
【追記 11/25 17:10】
豊田市のプレスリリースが見つかりました。会長が豊田市長、副会長が恵那市長。
委員にTMSC、MOSCO、豊田まちづくり、豊田信金。準備委員会が実行委員会にスライドするのでこの体制。
フォーラム8の名前は、カレンダー上にあるのでそこはタイトルスポンサーは継続するのだろうが、今年まで名前のあった、サンズ、電通は名前を消している。
主催として大々的に出るのは豊田市ではあるが、豊田市としては恵那市を巻き込みたいのは確か。
TMSCがいないと競技の申請ができないはずなので、まぁここは変わらないでしょう。
WRCプロモーターから豊田市長は打診を受けたと発言もあり、サンズは切られた可能性もあるが真相はいかに。
【追記2 11/25 20:00】
豊田市が記者会見したようですね。(プレスリリース)
準備委員会の体制と変更はなし。このまま準備が進んでいくのだろう。
主催としてお金を出している豊田、恵那以外のSSがどうなっていくのかは気になるところ。岡崎辞めて恵那寄りになるとかはありうる?
熊野神社の「Lake Mikawako」は豊田市だし。。。
【追記終わり】

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