Bリーグのシーズンが始まり、第2節を終えた。この時点で大半のチームはホームでの試合をしているので、いったん入場者数を振り返っておこう。
なぜ大事なのか
2026年シーズンから新しい形でB.LEAGUEを行うこととなった。(参考)
新B1、新B2、新B3は、現行のリーグにて審査が以下のような日程で行われる。

新B1においては、参戦は基準充足後の2年後のシーズンからとなっており、2024年10月が初回審査だ。
初回審査の1次審査は、「2期連続4000名以上の入場者数」「2期連続12億円以上の売上高」が求められる。つまり、2024年10月に審査される以上2期連続とは「2022-23シーズン」「2023-24シーズン」であり、初回審査を1次審査で突破するには、今シーズンから入場者数も注視していく必要がある。
新B2、新B3においては初回の審査対象期間は2023-24シーズンであってまだ余裕があるとはいえ、今年悪かったものが急激に上がるものではない。コロナによる入場制限がなくなった以上、今年の数値によってどういう方向を目指すかも見えてくるだろう。
なお、新B2の平均入場者数の基準は2400名、新B3には設けられていない。
参考:審査基準等の概要
B1

昨日も触れたが、B1の中で一番で遅れているのは三河だろう。新アリーナであるアイシンアリーナ建設を発表しているものの入場者数がホーム開幕戦でさえも、新B2基準に達していない。
順調なスタートを切ったのは、A東京、琉球、川崎、千葉J、三遠の5チームだ。三遠はホームアリーナ登録である豊橋で3,4戦目をやって、1,2戦目を行った浜松よりも観客数が少ないのは少しばかり気になるところか。ただ、これは会場のキャパシティのもんだいもあるだろう(浜松アリーナのほうが大きい)
現行B1が新B2になるわけであるから、三河を除いたどのチームも開幕ゲームは新B2基準の観客数は確保しているところは、現状B1はそれなりにうまくいっていることの現れなのかもしれない。とはいえ、富山、京都、信州のように、開幕節と2節目で客数を減らしてしまっている点は気がかりなところか。
B2

越谷と昇格したばかりの長崎が3000人台の試合を1試合ずつ達成した。長崎は、WINNER!のオッズにも表れている通り、昇格の勢いをうまくいかせていそうだ。(オッズは2番目が現時点では同じ昇格組のA千葉)
ホーム開幕で新B2基準をクリアできているのは、福島、越谷、長崎の3チーム。B1ライセンスを持っているチームのほうがやはりファンがきちんといるのかもしれない。ただ、第2節も行った福島、越谷ともに2節目では1試合当たり1000人程度観客数を減らしている所は課題だろう。
2000人を超えてもう一歩なのが熊本。
B1ライセンスを持ちながらも1000人台の山形、西宮、福岡、佐賀は、新B1はこのままでは遠そうな印象を受けてしまう。(とはいえB2にいながらB1の三河と同じぐらいなのはいい争い?)
そもそもライセンスがB2のチームは、ホームアリーナの観客席数が5000席ないのだろう(現行ライセンスは3000席以上)し、すべてのチームが新B1を目指すわけではない。新B2のアリーナ基準は3000席のままであるし、目指すべき数値は2400。連続達成を求められているわけでもないのだから、まだまだこれからどう集客していくのかだろう。
B3

ニュースで記事が出ていたように新規参戦した東京Uが、Bリーグ全体の新記録を作った。小学生を無料招待していたようなので、興行としての人数では正確性に欠けるともいえるだろうが、本拠地周辺の小学生ならプロリーグの試合の招待券をもらうのはよくある話だろう。(私も小中学生の時はJリーグのチケット招待とかあったし)2試合目も8000人を超えリーグ全体でもA東京に次ぐ2番目の人数だ。
B2に所属していたこともある岩手は、新B2基準を2試合平均ではクリアした。新規参戦の湘南もホーム初戦では2400人を超えており、これからどう活躍していくかにかかっているだろう。
一方で、1000人以下の観客の試合は多く、興行として成立しているのか怪しい。
地域リーグから昇格した三重は291人、403人と伸び悩み、リーグ復帰2年目の品川も292人、383人と飛びていない。
B2ライセンスを持っている、岡山、鹿児島はB3の中で見るとそれなりの数字とはいえよう。ただ、岡山は、2節目に半数以下に観客数を減らしており、現状の普段の数値は2節目の数字の可能性が否定できない。
最低の数値(291人)だった三重の会場は安濃中央総合公園内体育館(津市)だったが、そもそも653席しか販売していないので、そこを考えると順当な数値なのかもしれない。とはいえ、プロクラブとしてB3に昇格した意味は何だったのか少し疑問に感じざるを得ない。ホームアリーナ登録されている四日市市総体で行う次節がメインなんだろうが、今のところ四日市でやる予定の試合は次節の2試合だけ。しかも3階席は無料開放。大丈夫なのだろうか。
資料
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第2節までのまとめ
とリーグ毎に見てみたが、新B1を目指せるのはやはり現状B1にいるチームが中心となりそうだ。加えて昇格・参戦の勢いのままに数値を出せている、B2長崎、B3東京Uは今後に期待したいし、同じ昇格組のB2A千葉にも注目だろう。
一方で、ホーム開幕戦で伸び悩んだチームも、生き残るには打開する必要があるだろう。今後の各チームの動きによってどのような数値変化が見られつか、期待して見守りたい。

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