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第42条がグリッド関連で、第43条からスタート手順。
第43条:スプリントセッションスタート手順
43.1 以下に定められるスプリントセッションスタート手順は、スプリントセッションが予定されている競技会での三位適用される。
43.2 フォーメーションラップの開始予定30分前にピット出口が開かれ、ピットレーンからスプリントセッションを開始するすべての車両は、1周のレコノサンス・ラップを走行するためにピットレーンを離れることが許可される。このラップの終了時、グリッドからスプリントセッションを開始するすべての車両は、エンジンを停止した状態でスタート順にグリッド上に停止しなければならない。また、ピットレーンからスプリントセッションを開始する車両は、ピットレーンに進入しなければならない。この時点でピット出口に向かう全てのドライバーは、一定の速度と一定のスロットルで進入しなければならない。これはピットレーン全体にわたって適用される。レコノサンス・ラップを完了せず、自力でぐるっどに到達しない車両は、グリッドからスプリントセッションを開始することは許可されない。
43.3 フォーメーションラップ開始予定時刻の27分前に、ピットレーン出口が2分後に閉鎖されることを示す予告信号が提示される。
フォーメーションラップ開始予定時刻の25分前に、ピットレーン出口が閉鎖され、2回目の予告信号が提示される。
ピットレーンに残っている車両は、自力でピットレーンに到達した場合に限り、ピットレーン出口からスタートすることができる。複数の車両が影響を受ける場合は、第42条3項に定められた順序に整列しなければならない。ただし、5分前の信号後にピットレーンに到達した車両は、すでにピット出口にいる車両後ろからスタートしなければならない。
43.4 スタートが近づくと、フォーメーションラップ開始予定時刻の10分前、5分前、3分前、1分前、15秒前にそれぞれ信号が提示され警告音が鳴る。10分前の信号が表示されたら、ドライバー、役員、技術スタッフを除いた全員がグリッドから退場しなければならない。
43.5 5分前のシグナルが提示された時点で、グリッド上の全車両及び、ピットレーン・ファストレーンにいる全車両は、以下の措置を講じなけばならない。
a) ホイールを装着すること
b) 装着されたホイールのタイヤブランケットは、この時点で電源から切断され、スタート手順中は再接続してはならない。ただし、スタートが遅延、中止のシグナルが提示された場合は除く
c) チームスタッフ及び機材台車は、グリッドからの離脱を開始しなければならない。
5分前シグナルの時点で全てのホイールが完全に装着されていないドライバーには、第54条3項(d)に従いペナルティが科せられる。
このシグナル以降、ピットレーン・インナーレーンでのみホイールの取り外しが認められる。
43.6 3分前のシグナルが提示された時点で、各競技車両につき16名を超えるチームスタッフがグリッド上にいてはならない。
43.7 1分前のシグナルが提示されたら、エンジンを始動し、全てのチームスタッフは15秒前のシグナルが提示されるまでに、全ての用具をもってグリッドを離れなければならない。また、第34条9項に従って作業している場合は、ピットレーン・ファストレーンからも離れなければならない。
a) 15秒前のシグナルが提示された後、チームスタッフがグリッド上の車両に触れている場合、またはチームの用具に接続されている場合、当該車両のドライバーは第43条3項に規定されているようにピットレーンからスプリントセッションを開始しなければならない。ピットレーンからスプリントセッションを開始しなかった場合は、第54条3項(d)に従いペナルティが科せられる。
15秒前のシグナルが提示された後、チームスタッフがピットレーン・ファストレーンにある車両に触れている場合、またはチームの用具が車両に接続されている場合、そのドライバーには第54条3項(c)に基づきペナルティが科せられる。
b) 15秒前のシグナルの後に援助を必要とするドライバーは腕を挙げなければならず、残りの車両がグリッドを離れた後、マーシャルは車両をピットレーンの内側のレーンへ押し出すように指示される。
上記のいずれの場合も、黄旗を持ったマーシャルは関係する車両の横に立ち、後続のドライバーに警告する。
43.8 スタートガントリーのグリーンライトが点灯したら、グリッド上のすべての車両は、ポールポジションのドライバーを先頭にフォーメーションラップを開始する。グリッドを離れる際、全ドライバーはポールポジションを通過するまでピットレーンの速度制限を順守しなければならない。
フォーメーションラップでコース上の全車両がピットレーンの終端を通過すると、ピット出口が開かれ、ピットレーンからスタートする全車両はピットレーンを離れ、フォーメーションラップに合流しなければならない。これらの車両がピットレーンを離れることが許可された場合、他の車両が不当に遅れていない限り第43条3項で定められた順序に従って出走しなければならない。すべての車両がピットレーンを離れると、ピット出口は閉鎖される。すべて車両は、フォーメーションラップ終了後にピットレーンに進入しなければならない。
43.9 フォーメーションラップ中は、スタート練習は禁止され、隊列は可能な限り密を保たなければならない。
43.10 フォーメーションラップ中の追い越しは、ある車両が遅れており、後続車両が他の車両を不当に遅れさせずにその車両を追い越すことを避けられない場合にのみ許可される。この場合、ドライバーは元のスタート順に戻すためにのみ追い越しを行うことができる。このように遅れ、最初のセーフティカーラインに到達する前に元のスタート順に戻すことができないドライバーは、第43条12項に規定されるように、ピットレーンに進入し、ピットレーンからスタートしなければならない。ピットレーンに入らずに、最初のセーフティーカーラインに到達する前に元のスタート順に戻らなかったドライバ―には、第54条3項(d)に従ってペナルティが科せられる。
43.11 グリッドからスタートする車両は、フォーメーションラップ終了時にグリッドに戻る際、エンジンを掛けたまま、それぞれのスターティンググリッド位置内で停止しなければならない。
a) スタートはスタンディングスタートとし、スタート信号は常設スターターが点灯するライトによって行われる。
b) 全ての車両が停止すると、5秒ライトが点灯し、4秒、3秒、2秒、1秒のライトが点灯する。1秒ライトが点灯した後は、全ての赤ライトを消灯し、スプリントセッションを開始される。
43.12 ピットレーンからスタートする必要がある車両は、フォーメーションラップ終了時にピットレーンに戻る際、一定の速度と一定のスロットルでピット出口に進み、エンジンをかけたまま、到着順にファストレーンに一列になって停止しなければならない。スタート後、コース上の全車両が初めてピットレーンの端を通過すると、ピット出口が開かれ、ピットレーンからスタートする全車両がスプリントセッションに参加できる。
43.13 フォーメーションラップ開始後、スプリントセッション開始前までにスターティンググリッド上で車両が動けなくなった場合:
a) ドライバーは、問題があることを示すため、直ちに両手を頭上に挙げなければならない。
b) 当該列を担当するグリッド脇のマーシャルは、直ちにイエローフラッグを振るか、イエローグリッドライトパネルを点灯させ、車両がグリッド上で動けなくなったことを知らせなければならない。
c) レースディレクターが安全と判断した場合、マーシャルは動けなくなった車両を最速ルートでピットレーンのインレーンへ押し出す義務がある。グリッドから押し出されたドライバーは、車両をスタートさせてはならない。そして
d) 車両がピットレーンのインナーレーンに入った後、チームスタッフは車両の始動を試みることができる。成功した場合、ドライバーは第43条12項に従ってピット出口が開かれた後にファストレーンに入り、スプリントセッションに再び参加することができる。ドライバーとメカニックは、この手順の間、常にマーシャルの指示に従わなければならない。
43.14 セーフティデリゲートから特別な許可がない限り、スプリントセッション開始中は、第26.12条に基づいて許可されたチームスタッフ、オフィシャル、および消防マーシャルを除き、ピットウォールに誰も立ち入ってはならない。
第44条:レーススタート手順
第43条と大体一緒なので省略
第45条:エクストラフォーメーションラップ
45.1 フォーメーションラップ開始後、スプリントセッションまたはレース開始前に、スタートを危うくする可能性のある問題が発生したが、スタートを中止する必要がない場合、レースディレクターは追加フォーメーションラップの実施を決定できる。この場合、以下の手順が適用される。
a) グリッドからスタート可能な全ての車両がフォーメーションラップを完了し、グリッド上の所定のスタート位置に戻ると、スタートガントリーのオレンジ色のライトが点灯し、「EXTRA FORMATION LAP」と書かれたボードが表示され、公式メッセージシステムを通じて全競技者に通知される。2秒後、スタートガントリーの緑色のライトが点灯し、グリッドを離れることのできる全ての車両はグリッドを離れ、追加のフォーメーションラップを完了しなければならないことを合図する。
b) 追加のフォーメーションラップを完了するためにグリッドを離れる際、全てのドライバーはポールポジションを通過するまでピットレーンの速度制限を遵守しなければならない。
c) この事象が発生するたびに、スプリントセッションまたはレースは1周短縮される。
d) ピットレーンからスプリントセッションまたはレースをスタートする車両は、スプリントセッションの場合は第43条8項、レースの場合は第44条7項に従ってフォーメーションラップ終了時にピットレーンに進入し、スプリントセッションの場合は第43条12項、レースの場合は第44条11項に従ってピット出口に進み、コース上の全車両がエクストラフォーメーションラップで初めてピットレーン端を通過した後、エクストラフォーメーションラップに合流しなければならない。このような車両は、エクストラフォーメーションラップ終了時にピットレーンに進入し、ピットレーン端に到着した順にスプリントセッションまたはレースをスタートしなければならない。
45.2 第43条13項または第44条12項に基づき、グリッド上で動けなくなり押し出された車両によって追加のフォーメーションラップが発生した場合、当該車両がピットレーンに入った後、チームスタッフは問題の解決を試みることができ、解決に成功した場合、当該車両はピットレーン端からスタートすることができる。複数の車両が関与している場合、スタート順はピットレーン端に到達した順で決定される。
45.3 スタートを中止する必要がないその他の問題が発生した場合、レースディレクターは追加のフォーメーションラップが必要であると判断することができる。この場合、ドライバーは第45条1項に規定されているように、追加のフォーメーションラップをもう1周しなければならない。
45.4 追加のフォーメーションラップを引き起こし、その後、追加のフォーメーションラップ、またはそれ以降の追加フォーメーションラップをスタートできるドライバーは、当該ラップの終了時にピットレーンに入り、第43条3項または第44条2項に規定されているように、ピットレーンの端からスプリントセッションまたはレースをスタートしなければならない。ピットレーンからレースをスタートできなかったドライバーには、第54条3項(d)に基づくペナルティが科せられる。
45.5 第45条1項が適用される場合、当該手順が何度繰り返されたか、またはその結果スプリントセッションまたはレースがどれだけ短縮されたかにかかわらず、当該スプリントセッションまたはレースはチャンピオンシップにカウントされる。
第46条:スタートの遅延(DELAYED START)
46.1 レースディレクターがスタートを遅延させる必要があると判断し、フォーメーションラップがまだ開始されていない場合、スタートガントリーのオレンジ色のライトが点灯し、「DELAYED START」と書かれたボードが表示されます。スタート手順は10分前のシグナルで再開されます。
第47条:スタートの中断(ABORTED START)
47.1 フォーメーションラップ開始後、スプリントセッションまたはレース開始前にスタートを危うくする可能性のある問題が発生した場合、レースディレクターはスタートを中止することを決定できる。その場合、以下の手順が適用される。
a) スタート可能なすべての車両がフォーメーションラップを完了し、グリッド上の所定の位置に戻ると、スタートガントリーのオレンジ色のライトが点灯し、「ABORTED START」と書かれたボードが表示され、公式メッセージシステムを使用してすべての競技者に通知される。
b) グリッドからスタートするすべての車両はグリッド上の所定の位置に留まり、ピットレーンからスタートするすべての車両はファストレーンの所定の位置に留まる。チームスタッフおよび機材カートはグリッドへのアクセスが許可される。すべての競技者には、公式メッセージシステムを使用して遅延の可能性が通知される。
c) 新たなスタート時刻が決定した場合、すべての競技参加者に公式メッセージシステムを通じて通知されます。スタート手順は10分前シグナルから再開され、スプリントセッションの場合は第43条、レースの場合は第44条に従って実施される。
d) このような事態が発生するたびに、スプリントセッションまたはレースは1周短縮される。
47.2 スタートの中断を引き起こし、その後スプリントセッションまたはレースをスタートできるようになったドライバーは、第43条3項または第44条2項に規定されているように、ピットレーンの端からスタートしなければならない。 複数の車両が関与している場合、スタート順はピットレーンの端に到達した順序によって決定される。
第48条:反則スタート(FALSE START)
省略
第49条:セーフティーカー先導のフォーメーションラップ
49.1 路面状況がスプリントセッションまたはレースを予定時刻に開始するのに不適切であると判断された場合、セーフティカーの先導によるフォーメーションラップが行われることがある。
a) レースディレクターがウェットタイヤの使用を義務付ける必要があると判断した場合、10分前シグナルでセーフティカーのオレンジライトが点灯する。これは、ドライバーに対して、フォーメーションラップがセーフティカーの先導で行われ、第30条5項(n)に規定されているウェットタイヤの使用が義務付けられていることを知らせる合図となる。同時に、公式メッセージシステムを使用して、すべての競技者にこの旨が通知されます。
b) レースディレクターがウェットタイヤの使用を義務付ける必要がないと判断した場合、5分シグナルでセーフティカーのオレンジライトが点灯する。これは、ドライバーに対して、フォーメーションラップがセーフティカーの先導で行われることを知らせる合図となります。同時に、公式メッセージシステムを用いて全競技者に通知される。
フォーメーションラップがセーフティカーの後ろで開始された場合、第5条3項(a)(i)に規定されるスプリントセッションラップ、または第5条4項(b)に規定されるレースラップの周回数は、セーフティカーの走行周回数から1周を引いた数だけ短縮されます。
49.2 スタートガントリーのグリーンライトが点灯すると、セーフティカーはグリッドを離れ、全ドライバーはグリッド順に従い、10台分以内の間隔を空けて走行し、ポールポジションを通過するまでピットレーンの速度制限を遵守しなければならない。セーフティカーは、競技に適した状況になったと判断されるまで走行を続ける。
49.3 ピットレーンからスプリントセッションまたはレースをスタートした車両は、セーフティカーの後ろでフォーメーションラップ中に全車両が初めてピットレーンの端を通過した時点で、フォーメーションラップに合流しなければならない。このような車両は、すべてのフォーメーションラップを完了し、セーフティカーがピットに戻った後にピットレーンに入り、到着した順にスプリントセッションまたはレースをピットレーンの端からスタートしなければならない。
49.4 セーフティカーに続いてピットレーンに入る場合を除き、セーフティカーが第55条11項に従ってピットレーンを使用する場合、フォーメーションラップ中にピットレーンに入った他の車両はトラックに再び入ることができるが、セーフティカーがピットに戻った後にピットレーンに入り、到着した順にスプリントセッションまたはレースをピットレーンの端からスタートしなければならない。
49.5 セーフティカー後方のラップ中の追い越しは、以下の状況下でのみ許可される。
a) グリッド離脱時に車両が遅れ、後続車両が他の車両を不当に遅らせることなくその車両を追い越すことを避けられない場合
b) ピットレーンからスタートする車両が複数あり、そのうち1台が不当に遅れている場合。
c) 明らかな問題によりいずれかの車両が減速した場合
d) セーフティカー後方のフォーメーションラップ中に車両が遅れている場合。
49.6 第49条5項のいずれの場合においても、ドライバーは、本来のスタート順、またはフォーメーションラップ開始時のピット出口における車両順を回復するためにのみ、追い越しを行うことができる。
a) 第51条に定められる「スタンディングスタート」の場合、第49条5項のいずれかのケースで遅れた車両のドライバーは、セーフティカーがピットに戻るラップで最初のセーフティカーラインを通過する前に追い越しを行い、元のスタート位置に戻ることができる。追い越しができなかった場合は、ピットレーンに再進入しなければならず、スプリントセッションまたはレース開始後、全車がピットレーンの端を通過した後でのみ、スプリントセッションまたはレースに参加することができる。 セーフティカーがピットに戻るラップで最初のセーフティカーラインに到達する前に元のスタート順に戻らずにピットレーンに再進入できなかったドライバーには、第54条3項(d)に基づくペナルティが科せられる。
b) 第52条に定められる「ローリングスタート」の場合、第49条5項のいずれかのケースで遅延した車両のドライバーは、公式メッセージシステムを通じて全競技者に「ローリングスタート」メッセージが送信される前に追い越しを行えば、元のスタート順に戻すことができます。追い越しを行えない場合は、その位置からスプリントセッションまたはレースを開始しなければなりません。
第50条:スタート手順の中断(STARTING PROCEDURE SUSPENDED)
50.1 第49条で定められる、セーフティカー先導でのフォーメーションラップ開始後、スプリントセッションまたはレース開始に不適切と判断された場合、「STARTING PROCEDURE SUSPENDED」のメッセージが公式メッセージシステムを通じて全競技者に送信され、すべてのマーシャルポストおよびスタートラインに赤旗が掲示され、スタートガントリーのオレンジ色のライトが点灯する。全車両はセーフティカーの後ろでピットレーンに進入しなければならない。その後、第57条および第58条に規定されている手順に従わなければならない。レースは、第58条6項に規定されているように、セーフティカーがピットレーンを離れた時点でスタートする。
第51条:スタンディングスタート
51.1 セーフティカーの先導で1周以上のフォーメーションラップを走行した後、路面状況がスプリントセッションまたはスタンディングスタートによるレース開始に適していると判断された場合、公式メッセージシステムを通じて全競技参加者に「STANDING START」のメッセージが送信され、すべてのFIAライトパネルに「SS」と表示され、ピットレーン出口が閉鎖され、セーフティカーのオレンジ色のライトが消灯する。これは、競技参加者とドライバーに対し、当該ラップ終了時にセーフティカーがピットレーンに入ることを知らせる合図となる。 この時点で、セーフティカー後方の先頭車両がペースを指示することができ、必要に応じてセーフティカーより10台分以上後方に下がることもできる。
51.2 セーフティカーがピットレーンに入った後、ピットレーンからのスタートを要求される車両を除くすべての車両はグリッドに戻り、グリッドポジションにつき、第43条11項、第43条13項、第43条14項、または第44条10項、第44条12項、第44条13項に定められた手順に従うことができる。 第49条3項に基づき、スプリントセッションまたはレースをピットレーンからスタートする必要があった車両は、スタート後、最後の車両がピット出口を通過し、ピット出口が開いた時点で、ピットレーンに再進入し、スプリントセッションまたはレースをスタートすることができる。スプリントセッションまたはレースをピットレーンからスタートしなかったドライバーには、第54条3項(d)に従いペナルティが科せられる。
第52条:ローリングスタート
52.1 セーフティカーの先導で1周以上のフォーメーションラップを走行した後、路面状況がスプリントセッションまたはスタンディングスタートによるレースの開始に不適切であると判断された場合、公式メッセージシステムを通じて全競技者に「ROLLING START」のメッセージが送信され、すべてのFIAライトパネルに「RS」と表示され、ピットレーン出口が閉鎖され、セーフティカー車両のオレンジ色のライトが消灯する。これは、競技者とドライバーに対し、当該ラップの終了時にセーフティカーがピットレーンに入る合図となる。 この時点で、セーフティカー後方の先頭車両がペースを指示し、必要に応じてセーフティカーより10台分以上後方に下がることができる。
52.2 セーフティカーがピット入口道路に接近すると、FIAライトパネルが消灯し、グリーンフラッグおよび/またはグリーンライトパネルがピットラインに表示される。 セーフティカーがピットに戻った後、ドライバーは最初にピットラインを通過するまで、コース上で他の車両を追い越してはならない。スプリントセッションまたはレースは、セーフティカーがピットに戻った後、先頭車両がラインを通過した時点で開始されたものとみなされる。 第49条3項に従い、スプリントセッションまたはレースをピットレーンからスタートする必要があった車両は、スタート後、最後の車両がピット出口を通過し、ピット出口が開いた時点で、ピットレーンに再進入し、スプリントセッションまたはレースを開始することができる。スプリントセッションまたはレースをピットレーンからスタートしなかったドライバーには、第54条3項(d)に従ってペナルティが科せられる。

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