観客数しかネタがないんや。
データはすべてどのディビジョンもBリーグ公式サイトから取得しています。データ欠損の(記載されていない)試合やリモートマッチ、無観客試合等は試合数としてカウントしていません。B1/B2は第5節まで、B3は第4節までの結果で集計しています。
各シーズンのレギュラーシーズン(16-17~18-19のB3はファースト、ファイナル含む)のみで、プレシーズンマッチやプレーオフ、チャンピオンシップ、入れ替え戦は含まない。
新B2基準以上を1度でもクリアしたことがあるチーム

東京Uと熊本を除いてすべて現B1のチームとなっているのは興味深い点なのかもしれない。結局選手が集まるというのは大事なんだろう。22-23シーズンにB1に所属しているチームで達成したことがないのは京都とFE名古屋の2チームだ。
とはいえ、東京Uは記録を作った招待試合を除くと平均362.5人であるから、そのうちここから外れるのは確実だろう。

熊本は、2,400人を達成したのは地区優勝したシーズンで、やはり成績が良ければ客足もよいのだろう。
コロナの影響をうけた20-21、21-22シーズンは基本的に半減していると考えるべきで、あまり優位性のあるデータではないだろう。今シーズンになってからコロナ前のシーズンより明確に伸びているチームを見ていこう。
新B2基準以上の中の対19-20シーズン比上位5チーム
アルバルク東京(2.685倍)

A東京は、本来の本拠地の代々木が初年度しか使えなかった点が大きいのだろう。渋谷区ほホームタウンとしているもののオリンピックに向けた耐震工事のために、立川をホームアリーナとしていた。(17-18~19-20は駒沢も使用)
22-23シーズンからホームアリーナが代々木第一体育館となり、キャパシティや立地の面が改善されたのが大きいのだろう。
2025年秋完成予定の10,000人収容可能な「TOKYO A-ARENA」が江東区に建設中で、ホームタウンの変更は予想されるが、どうなるのだろうか。(江東区はB3で動員記録を作った東京Uが今年誕生。ただし渋谷もSR渋谷がいるわけで、Bリーグにおける本拠地被りはさほど影響がないか)
群馬クレインサンダース(2.077倍)

群馬は、2021-22シーズンより本拠地を前橋市から太田市へと変更している。
2021-22シーズンにB1昇格を果たした点も大きいのだろう。太田市に「OTA ARENA(仮称)」が建設中で5000人収容のアリーナが2023年春に完成予定であり、まだまだこれから伸びていく余地があるともいえよう。
琉球ゴールデンキングス(1.977倍)

2021年に完成した沖縄アリーナの存在が大きいだろう。1万人収容可能で、以前の本拠地であった沖縄市体育館は収容人数が2,100人程度。そこからバスケなので多少増やせるとはいえ、今年の沖縄アリーナの平均6,000人までは入ることはないわけで、キャパシティがある新設アリーナというのは大きな武器といえるだろう。
茨城ロボッツ(1.585倍)

21-22シーズンからB1に昇格。2019年4月に初戦を戦ったアダストリアみとアリーナ(2019年茨城国体に向けて整備)に本拠地を移し、B1ライセンスを取り、昇格を果たせたという点が大きいのだろう。
B2からB1への昇格を果たした、20-21シーズンの987人から21-2シーズンに1658人に増えているように余裕のあるキャパシティ+B1昇格は価値があるのだろう。コロナの中でも着実に伸ばしてきているチームであろう。
信州ブレイブウォリアーズ(1.558倍)

2020-21シーズンよりB1に昇格。今シーズンで3シーズン目のB1。
今シーズンは、長野市のホワイトリングもことぶきアリーナ千曲も試合数がまだ少ないとはいえ同じぐらいの人数が入っている。というか、B2時代はホワイトリンクをメインで使ったともみえる19-20シーズンは入ってない。それ以前は2試合で土日だったから多かっただけ?
とはいえ、キャパシティ面は大きく、そもそも入っていなかったのでキャパシティ的に50%にしたところで対して影響を受けずに、ここ2年着実に伸ばしてきたのが表れていそうだ。
一応新リーグへ向けてアリーナを作る気はある模様。2030年まで目標だが(参考)
新B2基準以上の中の対19-20シーズン比下位5チーム
大阪エヴェッサ(0.662倍)

bj時代は1年目から3連覇を果たした大阪。
7,000人収容可能なおおきにアリーナ舞洲をホームアリーナとしているが、昨シーズンから入場者数の変化がないというのは少々気になる点ともいえるかもしれない。昨シーズンは5,000人制限の試合もあったが、そもそも5,000人に達していないわけで昨シーズンの不振だった成績が尾を引いているのだろうか。
打ち切りとなった19-20シーズンは地区2位で、その分観客も入っていたのだろうか?
富山グラウジーズ(0.756倍)

コロナ前は安定して新B2基準はクリアしていたが、今シーズンはそこまで客足が戻っていないのかもしれない。ホームアリーナで3,300人をできてたシーズンがあるのにここまで落ちるのはちょっと先が暗いか。
大阪と同様に昨シーズンに続き今シーズンも順位は低迷しているのが表れているのだろうか?
レバンガ北海道(0.767倍)

北海道は、B1に居続けていはいるが、シーズン勝ち越しは今までなく、決して成績が良いわけではないのがすべてなんだろうか。
一番観客が入っている17-18シーズンは地区最下位井ながら総合11位で最も成績がよいシーズンだ。18-19シーズンは地区最下位・10勝で結果的には降格しなかった残留プレーオフも経験した。
コロナ前と比べると1000人落ちているのは課題だろうが、まだ新B2基準は保てているところが救いか。
三河(0.846倍)

ホームアリーナのウィングアリーナ刈谷よりもスカイホール豊田のほうがいずれの年も入っているのは面白い点。試合数が多い場所は平日開催もあるので多少は少ない試合があるので仕方ないとはいえ、その分土日に入るので他のチームはプラマイゼロぐらいにはなっているようなきがする。2試合開催だとほぼ確実に土日ですしね。とはいえ、そもそも隣接都市なので。。。
1995年のアイシン精機からヘッドコーチが変わらない面白いチーム。スーパーリーグ、JBL、NBL時代からすると、近年はちょっと低迷気味か?
一応安城市にアリーナ計画はあるが、2026年竣工予定の構想と当初の2022年竣工からはコロナの影響もあり遅れている。すべてはアイシンの景気次第か。
アイシン アレイオンズ(アイシン精機とアイシンAWが合併したのもあって消滅。同じ企業がプロ2チームも持つわけがない)は安城市本拠地だったが、B3なので人は入っていない。

新潟アルビレックスBB(0.852倍)

一番入っている18-19シーズンは、地区優勝をしており、やはり観客数と成績というのは一定の相関があるのかもしれない。
昨シーズンは7勝と低迷し全体22位、今シーズンもまだ1勝で総合24位と苦戦。このまま苦戦が続くとずるずると、動員に影響が出てくるだろうし、そもそも今期からはB2降格の可能性も出てくる。傾向的にB2になるだけでも動員に影響はありそうで、新B1を目指すと明言するのであれば、成績もテコ入れをしていく必要があるのかもしれない。
新B2基準をクリアしたことがないチーム

B1チームは京都とFE名古屋がここに位置する。新B2の初回審査は2025年4月。遅くとも2024-25シーズンには、平均入場者数2,400人基準を達成できなければ、新リーグ初年度は新B3となってしまう。
現B2チームであっても、形としては一番上にトップのリーグができるとはいえ、1段下がる可能性をはらんでいるのだ。というか、このままいくと2,400名とかほぼ無理。1年とかで2倍って結構無理。入っていないから伸びる余地はあるだろう。もちろん現在B2,B3のチームは昇格を決めてB1まで上がることができれば、それに伴って観客数は伸びていくかもしれない。とはいえ、ここまで数年間ほぼ同じ数値で安定してしまっているチームは多く、新リーグはB3大量発生とかになりうる気がしてならない。
新B2基準未達成の中の対19-20シーズン比上位5チーム
佐賀バルーナーズ(3.147倍)

19-20シーズンより参戦した佐賀。1年でB2に上がり、2年連続PO進出し今年も現在地区3位と上々の滑り出しか。
来年春にはSAGAアリーナ(2023年だったけど2024年になった国スポ用)ができ、ライセンス基準を満たすアリーナへ移ってから、どこまで伸びるかまだ期待が持てる点はあるといえよう。
越谷アルファーズ(2.346倍)

B3初年度から参戦し、実業団チームでありながらフル参戦。B2昇格とプロ化を目指すと発表したとおりに、19-20シーズンからB2へ昇格した。
B2で、2年目の20-21シーズンはPO3位、昨シーズンもPOには進出しており、今シーズンも現在地区2位。やはり昇格をし、よい成績を収めるのは観客数の伸びに直結するのだろう。
鹿児島レブナイズ(2.115倍)

初年度B2だったもののライセンス不交付でB3に降格し、現在もB3。
B3降格後は低迷していたが、2021-22シーズンにはB2ライセンスが公布され、成績も4位と上昇。今年も現状はいい位置につけている。過去のどの都市よりも確実に観客数は増えてきており、このまま成績とともに伸ばしていきたいところだろう。
横浜エクセレンス(1.985倍)

初年度はB2だったもののアリーナ基準がクリアできず、ライセンス不交付で17-18シーズンはB3へ降格。新アリーナ利用を条件に19-20シーズンB2昇格を決めるが、アリーナ建設が白紙となり再びライセンス不交付。
横浜BCが存在する横浜市へ移し、3000人収容の横浜武道館をホームアリーナ都市、B2ライセンスを取得した。明確なホームタウンとキャパシティの影響からか、B3の中では観客数も悪くはない数値であるといえよう。
横浜武道館のメインアリーナである横浜BUNTAIが2024年4月に完成し、そこを利用できるようになればB1ライセンスも見えてくるのであろう。今シーズンの出だしは悪くなく、昇格をすることで上位リーグ参戦も見えてくるだろう。
トライフープ岡山(1.624倍)

地域リーグから昇格した中では健闘しているチーム。Bリーグから撤退したアイシンAWが優勝した2020-21シーズンに2位であったがその年は入替がなく、昨シーズンの入替決定戦の権利は得たものの破れB3のままであることが惜しいところか。とはいえ、今年は唯一の無敗で好調な滑り出しだ。
B3の中ではホームアリーナもちゃんと集客しているといえるし(いまのところは)、昇格ができればさらに伸びる余地はあるといえよう。
新B2基準未達成の中の対19-20シーズン比下位5チーム
アースフレンズ東京Z(0.501倍)

大田区、品川区をホームタウンとするチームだが、いかんせん伸びていない。(品川はB3に1チームある)去年とそこまでさがないのだ。
成績もよくはないのは大きいのだろうか。去年は総合12位、今年も一番下を争っている状況だ。キャパシティからして50%制限をしてもそのままの人数が入るぐらいしか入っていなかったのに、半減してしまっているのが現状なのかもしれない。
これでもし降格してしまうと、さらに厳しそうではある。
パスラボ山形ワイヴァンズ(0.666倍)

19-20シーズンで少し落ちていて、さらにコロナで落ちてしまったか。
19-20シーズンはB2最下位。20-21シーズンはPO進出したが、今年も地区6位。
ホームアリーナはB1ライセンスを満たしているわけで、そこまで入っていないチームだとコロナで落としてしまうと厳しいのかもしれない。やはりB2に安定してしまうと、観客数はそこまで伸びないのか。
SHINAGAWA CITY BASKETBALL CLUB(0.673倍)

ホームアリーナがないのがすべてだろう。品川といいつつ品川で開催していないのだから仕方がないともいえるか。コロナによって一度撤退して、復帰はできたとはいえ観客数も東京サンレーヴス時代のほうがよく、今年の試合予定を見ても中央区、荒川区、立川、品川,目黒。品川でやる試合は11/19,20、12/10,11、1/7,8、4/1,2の4節だけ。
スポンサーの撤退で一時はB3から姿を消し、社会人連盟に加盟していたわけだが、B3復帰2年目でもこの調子なのはさすがに厳しいように感じてならない。
今シーズンも唯一まだ勝利がない。
西宮ストークス(0.815倍)

17-18シーズンのみB1であとはB2。一番観客が入っているのも17-18シーズンで、やはりB1にいるかいないかは大きいように感じてしまう。
これまでのチームと違って救いなのは、18-19シーズン程度は入っていることか。20-21シーズンは地区優勝をしたし、2年連続でPO進出はできている。新アリーナ建設へむけて来シーズンから神戸市へホームタウンを移し、ワールド記念ホールにホームアリーナが変わり、チーム名も変わる。今までの数値は、あまり関係がないのかもしれない。
青森ワッツ(0.881倍)

初年度からB2で、PO進出はなくほぼ下位に位置する。ここ2シーズンは連続でB2最下位。ただし降格制度がなかったので、そのままB2。
昨年の倍の観客数は現状あるが、どうなっていくだろうか。去年は5勝で、今年はすでに4勝している。
新B1基準は結局3,000人なんだろうな
初回審査は4,000人なわけだが、3,4次審査は3,000人。6~8チームは4,000人を達成できそうだが、10チームに達するのだろうか、と考えると3次審査ぐらいまでは行くのだろう。
コロナの影響を受けた20-21,21-22シーズンは除いてみてみよう。緑が4,000人以上、赤が3,000人以上、黄色が2,400人以上だ。

今シーズンで言うと現状緑は7チーム。東京Uはこのまま下がっていくだろうから6チームだ。
赤色のチームは、6チーム。そう、3,000人以上と考えると現状でも12チームは達成している。
もちろん財政状況の基準やアリーナ基準もあるので一概には言えないだろう。しかしながら現状3,000人以上を達成しているチームは、ほとんどのチームがコロナ前のシーズンの時点で3,000人を達成している。
達成していないのは、立川を使ったA東京、茨城、名古屋D、広島で、A東京は本拠地が変わっているようなものなので事情はあるが、このあたりが新B1のボーダーラインなのかもしれない。
ただ、4次審査までいって3,000人に緩めて新B1が成立したとすると、新B2になりうるチームがそこまでいなくなりそうなのが少し怪しいところ。現状今シーズンが黄色のチームが7チームで、ボーダー近辺(2,000人以上)にあと5チームぐらいいると考えても、過去のシーズンを見てみるとそこまで決して良い数値ではない。
現状はB1:24、B2:14、B3:16とただでさえいびつなリーグ編成ではあるが、さらにいびつになる可能性は否定できないといえよう。現状のままずるずるいくならば、B1:12、B2:12、B3:30みたいな可能性は大いにあるといえよう。そもそも入場者数の下位チームは万年少ないのだ。今年1,500人超えれないチームが、2024-25シーズンまでに2,400人を超えるのビジョンが見えない。過去に1,500人を超えたことがないチームは現状19チームあるのだ。
新リーグへ向けた、競技以外の争いはこれからどうなっていくのだろうか。


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