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日本のパリ五輪への道はあるのか

バスケットボール
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ワールドカップが始まったのでまとめてみる。

いままでの日本代表のワールドカップ(世界選手権)戦績

1963年:13位(全13チーム)、1次リーグ1勝2敗、順位決定戦0勝5敗
1967年:11位(全13チーム)、1次リーグ0勝3敗、順位決定戦2勝3敗
1998年:14位(全16チーム)、1次リーグ0勝3敗、順位決定トーナメント1勝1敗
2006年:17位タイ(全24チーム)、グループステージ1勝4敗
2019年:31位(全32チーム)、1次リーグ0勝3敗、順位決定リーグ0勝2敗

英語版wikipediaには、2006年大会はグループの5位は公式では17位タイとある。ただし、勝ち数等を考慮するならば、20位になる?(日本語版wikipedia

日本代表は、今回で6度目の出場であるが、今回も含めて2回は開催国枠での出場権である。(2006年と2023年)

これまでの大会成績を見ると出場したすべての大会で出場チームの中の下位5チームに必ず入っている。最高位成績は11位であるがあ、下から数えた場合は17位タイの2006年が日本より下の順位は4チームで一番上位ともいえる。当然決勝トーナメント側に進んだことはないし、1大会の最多勝利は2勝(1967年)。

パリオリンピックの出場枠

パリオリンピックの出場枠は、開催国のフランスを含み全12チームに与えられる。今回のワールドカップで、アフリカ1、アメリカ2,アジア1、ヨーロッパ2、オセアニア1の枠が与えられる。アジアカップにオセアニアが含まれていたり、ゾーンランキングで同じゾーンだったり、ワールドカップの予選はアジア+オセアニアであるが、オリンピックはわかれている。ある意味オリンピックの特徴かもしれない。(といっても実際オーストラリアがとるだけに過ぎないが)

ワールドカップのほかには世界最終予選に4枠が割り振られている。世界最終予選は、ワールドカップでオリンピック出場権を得た国を除く19か国と1次予選を通過した国の24か国が出場するが、1次予選はワールドカップ予選敗退国を対象としてるので日本には影響しない。

つまり、今大会で日本代表がオリンピックを意識するのであれば、アジア最上位となり出場権を手に入れるか、アジア・オセアニアで上位になり最終予選出場枠を手に入れるか、オリンピック出場権を得た国・最終予選出場枠を手に入れた国を除く上位16か国の中に入る必要がある。

今回、アジアから出場しているのは、日本、フィリピン、レバノン、ヨルダン、中国、イランの6か国。この中の最上位がオリンピック出場を決める。世界ランクからすると上から、イラン、中国、ヨルダン、日本、フィリピン、レバノンの順。

4年前なので参考になるわけでもないが、前回大会の成績を見てみよう。

アジアからは、開催国の中国と、韓国、日本、イラン、ヨルダン、フィリピンが出場した。アジア最上位は、イランで23位となり東京五輪の出場権を獲得した。以下24位中国、26位韓国、28位ヨルダン、31位日本、32位フィリピンである。前回の世界最終予選はオリンピック出場権を得た国を除く上位16チームだったので、ワールドカップで直接手にすることはなく、ワイルドカードで、韓国、中国、フィリピン(ニュージーランドが撤退したため)が出場した。

日本の立ち位置はどこか

アジア・オセアニアのリーグは以下のようになっている。

アジア・オセアニアで2次ラウンド進出が濃厚なのは、FIBAパワーランキングでも4位につけているオーストラリア。アジア・オセアニアのトップとしては最も有力といってよいだろう。

世界ランキングやパワーランキングがすべてではないが、順当にいけばアジアのチームは17~32位決定戦に回ることになる。逆に言えば、日本が2次ラウンドに進出できればアジア最上位となりうるが、ドイツに負けた以上きびしい。

17~32位決定戦は1次リーグの結果を持ち越して2試合行い順位を決めるもの。日本はグループEなので、グループFの3・4位とともにグループOに属することになる。グループFはスロベニア、ベネズエラ、ジョージア、カーボベルデの4チームで、3,4位とみられるのはジョージア、カーボベルデか。

順位決定ロジックは、Appendix D. Classfication of teamsに記載の条件によって決まる。一応日本語競技規則にも翻訳されて記載がある。

特に着目するべきはD4のグループ間の順位決定方法であろう。

D4-1 複数のグループでの2位や3位のチームの中で最も上位のチームを決定するなど、グループ間でチームの順位を決定するために、次の基準を適用する。
全てのグループのすべてのチームが同じ試合数を行っている場合、各グループの同じ順位のチームを1つのグループに編成し、次の基準が次の順序で適用される。
・編成された最終グループの順位内で、行なった全てのゲームの勝敗記録が優れている方。
・編成された最終グループの順位内で、全てのゲームの得失点差の大きい方。
・編成された最終グループの順位内で、すべてのゲームの得点数の大きい方。
・これらの基準によっても順位が決定できない場合は、関連するFIBAランキングによって最終順位を決定する。

JBA バスケットボール競技規則 p.102

(競技規則には「行なった」となるのでそのまま引用。)

グループA・BからなるグループMには、フィリピン、中国が上位に位置する可能性は十分にあるし、グループC・DからなるグループNには、ニュージーランド、グループG・HからなるグループPにはイランがランキングからすると優位に立ちうる。つまりは、17位~32位決定戦のグループに首位に立つことは最低限必要と考えるべきだろう。

そのためには、フィンランドにかち、Fグループの3・4位チームに連勝することが求められる。(考えてみれば当たり前ではあるが、前回大会も同フォーマットで3勝勢が17位~20位になっている。)

世界最終予選進出ラインはどこになるか

進出ラインは、オリンピック出場権を得た国と、アフリカ、アメリカ、アジア・オセアニアの上位で世界最終予選を確定したチームを除いた上位16か国。

基本的に2次ラウンド進出すれば何かしらは手にできる。

上位16チームに含まれない枠は、フランス、ヨーロッパ2、アメリカ3、アフリカ2、アジア1、オセアニア1、アジア・オセアニア1の11枠。つまりは単純計算で27位までが該当する。前回大会は31位の日本がオリンピックの出場枠を持っていたことがあったが、今回はオリンピック開催はフランスなので、特段変化する余地がなく27位がラインになるだろう。

27位はどこかというと、17~32位決定戦でグループ3位だと25位~28位なのでここになる。グループ3位は大会で1勝のチームがここに位置する。1勝しなければこのグループ3位ゾーンには入ることはない。

そもそも冒頭に述べたように日本は下から5番目までが今までの定位置だったのだ。パリオリンピックの出場枠を手にするとしても、世界最終予選の出場枠を手にするにしても今までを上回る成績が必要であることは言うまでもないのだ。

それを上回り、過去最高の1大会3勝を挙げることができれば、オリンピック出場枠を手にできているかもしれない。

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