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SVライセンスの第1回目判定とライセンスの変化比較

SVリーグ
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ライセンス第1回目判定

3月21日にリーグは発表した。

チーム名称は公式と異なるチームで表記しているが大体わかるはず。当初から報道されていたようにトヨタ系2チームは撤退、警視庁も撤退、千葉エンゼルクロスも撤退となった。

新規参入チームは、ライセンス第10条の通り、クラブ連か実連に属していれば申請できたので変わったタイミングで3チーム申請があったのはリーグとしては良い傾向とみていいと思う。

改善や継続審議で上げられているチームが多いところではあり、今までもライセンス制度があったVリーグからの移行で何が変わったかを見ていこう。

競技基準

ここは変わっているのはユースチーム保有が義務化されたところが大きな変更点。現状は教室だけでもよかったところが、SVもVもU15のみ義務化。C等級なので、SVだけいずれはU18も義務化というのはありそう。

他はあまり変わっていない。

施設基準

入場可能数は、移行期間なのでS1→SV、S3→Sでも条件を満たせる。といっても今までは複数施設の平均値でも問題なかったが、そうではなくなる。もちろん「単一のアリーナ」である必要は書いていないので複数にまたがっているのは許容されるのかもしれないが……。

現行ライセンスは、ホームゲームの50%以上の開催となっていたのが、SVは80%以上、Vは60%以上と比率が高まる。これはバスケのB1、B2と同じ形。

練習用施設はS3ライセンスチームにとっては変化点ではある。クラブハウスはSVでB等級なので、なくても一応セーフ。

アリーナ要件は別紙なので、その変更点に引っ張られていたりはするかも。これは項目が多いのでまた別途まとめる。

法務基準

法人格まわりが変わるが、移行期間があるので大半のチームは影響がない。ただし、今までは「等」というざっくりしたものだったのが「等」が消えているので、医療法人、農業協同組合チームは何かしらしてそう。(公共団体チームの警視庁は撤退)

顧問弁護士はB等級なので、ライセンス判定に影響はない。

財務基準

売上高基準が増えているが、移行期間中で今回の判定には影響がない

なのでこの観点は本来ほぼ変わっていないはずではある。したがって、チェックがついているチームはそもそも引っかかっていたと考えてよいように思う。

人事体制・組織運営基準

監督・コーチまわりはFIVBライセンスも対象となった。日本よりランキング上位国の資格でも経験があればOK。コーチ、ユース監督、ユース育成とコーチ資格保有者の確保が必要にはなっている。

若干人数を増やさなければいけないところがあるが、当面は移行期間で兼務が認められている担当も多いのでさほど大きな問題ではなさそうではある。

現行ライセンスにあった「チームマスコット」規定が消え、就労環境やキャリアといった実業団よりの項目が消えた。また、行政の支援項目も消えている。

参考資料

Vリーグライセンス交付規則

クラブSVライセンス交付規則

クラブVライセンス交付規則

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