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スポーツの商業化・プロ化はどこへ行きつくのか

特段調べないで書く無責任さ。日本でも、ラグビー、卓球、ハンドボールと、プロ化に踏み切る競技が増えてきた。(セミプロも含むが)
JDリーグやD.LEAGUE、ジャパンサイクルリーグ、WEリーグなどここ2~3年で多くのリーグが誕生しているが、何が起きているのか。

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結局は「金」

金でしかないとは思っている。魅力的な、迫力のあるものを作るには「金」が要るのだ。アメリカのMLB、NFLやヨーロッパのサッカー、テニス、ゴルフなど、人気があるスポーツには人が集まるし、金が集まるのだ。

プロにすることで競技の質は上がるはずだ。その分練習も確保できるだろうし、環境や器具なども改善されるかもしれない。
サラリーも増え、その分目指す人が増える可能性があるのは事実だろう。

しかし、本当にメリットだけしかないのだろうか。

興行が成立しているのはどの程度か

そもそも「プロ化」を自分たちが名乗ったところで、認知されなければ入場者がいないし、放映権料でも稼げない。そうなるとスポンサーすらつかないわけで、とん挫する可能性だってあるのだ。

日本で確実に興行として成り立っているのは「プロ野球」「大相撲」「ゴルフ」「J1リーグ」ぐらいだろうか。バスケの「B.LEAGUE」は、何とか形になり始めたようには見えるが、ラグビーの「LEAGUE ONE」はまだ2~3年は見ないとわからないだろう。

そもそも露出がないのだ。地上波のスポーツコーナーで取り上げられるのは、野球、サッカー、ゴルフ、テニスなのだ。オリンピック直前とかであればある程度取り上げられるが、そのぐらいだ。あとはNHKがラグビーを旧チーム名呼称のままやるぐらいか。

日本女子プロ野球機構が12年で消滅したように、力のない組織は淘汰されるのだ。

チーム単位で見れば、バスケの旧アイシンAWが親会社合併で撤退したし、ラグビーのサニックス撤退や、NTT統合によるチーム再編などプロといいつつも「興行」として成り立たないが故に親会社に引っ張られてしまうのだ。

セカンドキャリア問題

結局はここなのかもしれない。

選手を集めるとともに、指導者はいる。ただし、毎年入ってくる選手分の枠があるわけでもないし、すべての試合に複数の実況解説がいるようなプロ野球ならまだ仕事はあるだろう。

その「プロ野球」や「Jリーグ」ですら課題なのだ。でも彼らのリーグにはお金があるし、お金があるリーグであれば、選手側もそれなりにお金を持っている。

一般の会社とさほど変わらないような金額で、プロではいけないのだ。
平均すれば10年あるかないかぐらいであろうし、故障で突然続けられなくなるリスクすらあるのだ。その分の対価を確保できるないのであれば、安易にプロ化をしてはいけないような気もする。

とはいって、Bリーグの最低年俸300万円なんですけどね。(B2は240万)
JリーグのA契約で480万で、B,C契約は下限がないのだ。

いくら支援してるといっても、なかなか厳しい世界だと思う。

まとまらないまとめ

もうちょっと調べてからちゃんと投稿するべきだと思うので、そのうちまた書くかも。

結局学生時代もどっぷりその競技をしていただけで高校や大学まで出てしまいました、みたいな人がいると、どうなんだろうってところはある。

日本の雇用体系だと、入れるのか?みたいなところもあるし。

だからこそ実業団リーグが長らく続いてきたんだし、それでうまくいってきた側面は忘れてはならない。
もちろん世界に目を向ければ、「プロ」にしないと日本におけるその競技の高度化は難しいし、人が集まらない。
でも、それはそもそもの露出が少ないからであって、「プロ」が本当に必要なのかは考えなければいけないように思うのだ。

雑談
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びぼうろく

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