おおむねこの記事に書かれているように、やはり現金支払いであるべきであろう。
労基法第24条第1項
「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。」
これが大前提であることは間違いがないですし、労基法を変えようなんて言っているわけでもありませんから、PayPayをはじめとする電子マネーが、「通貨」としてみなされるかなんでしょう。
電子マネーサービスの中には、オートチャージ機能があったりと、基本的に手間ですらないようにおもえるのに、あえて電子マネーで受け取るメリットはあるのでしょうか?
もちろん、対応されれば何かしらの優遇サービスが現在のネット銀行のように付加されるのだろうが、そこまで支払いが簡便でないですし、QRコード決済は時間がかかるだけ。
インバウンド需要が、非通貨決済のような結論ありきの審議なような気がしますが、外国人がわざわざ日本固有の電子決済サービスを導入してまで来日するわけがないですし、大手クレジットカードがタッチ決済を導入し始めた今、もはやコード決済の利便性などないでしょう。
そもそもすべての店で使えるわけでもないですし、特定の自治体の請求書だけは払えるみたいな限定された中ではさすがに「通貨」とするのは無茶があるように思えます。
全銀システム接続を決済サービスが入れたがるかにかかっている?
https://paymentnavi.com/paymentnews/121895.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB153E60V10C22A9000000/
意図とすると、システム利用事業者への入金が楽になるからなんでしょうか。
その必要って本当にあるんでしょうか?
結局、チャージは自社のクレジットカードのみになりがちですし、
結局のところQRコード決済を利用するメリットは、「ポイント優遇」が受けられるからでしかないです。
というか「ポイント優遇」が受けられるのと、しいて言えば「クーポン利用」とか「割引」のような、そういった類のものが現状あるから使われているといっても過言ではないと思うのです。
これが「通貨」化されてしまうと、通貨ですから過度なものは減ってしまうようにおもえてなりません。
そうなってしまえば、誰も使わないのような展開もなくはない気がします。
○○Payが結局銀行作っているから、あんまり必要ない説
これはあるような気がします。
PayPayは、PayPay銀行がありますし、楽天Payは楽天銀行、au Payはauじぶん銀行があります。
LINE Payは一応Line Bankをつくる準備はしていますし、ドコモも一応三菱UFJ銀行と業務提携をしています。
auじぶん銀行もMUFG系なのに、ドコモもMUFG系なのかという気もしますが、これで大半の○○Payシリーズの銀行提携はすでに計画上には存在していて、あえてないとすると「メルペイ」だけとなります。
メルカリは、東証プライム上場したとはいえ、ヤフオクが基本的に取扱高を維持していることを鑑みると、もうそろそろフリマ機能としての成長は鈍化するでしょうし、まぁ「メルコイン」をやってはいますから、他の会社とはちょっと路線は違うのかもしれません。
まぁでもこうしてみると、結局○○Payで「送金」と「引き出し」は大体できますから、実際問題もうすでにつながっているものなので、クッションを挟むか、挟まないかの違いでしかないのかもしれないですね。
銀行持ってるなら、別にPayが銀行である必要がない
銀行持っているなら、その銀行に振り込んで「自動チャージ」機能があればいいわけで、結局あまり価値がないような気もしてきます。
メリットを享受するのは、やはりQRコードブームの一役を担った「いままで現金支払いしかなった中小商店」に簡単にお金を渡せるようになるだけなのかもしれません。
しかし、現状なりたっていますし、手数料が上がると結局辞める現状からして、Pay系が申請をして手続きや調整をしている間に下火になる、とかが十分にありそうに思えてなりません。
まぁ従業員のSuicaに交通費分を遠隔で入金なんてことができれば、ある意味ありかもしれないですが、Suicaはきっとしないでしょうし。
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