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Bリーグライセンス1回目の発表とB革新

Bリーグ
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1回目発表

2024-25シーズン B.LEAGUEクラブライセンス 第1回判定結果について

3月19日1回目判定結果が発表された。

三遠:財務基準
FE名古屋:施設基準
青森:財務基準
山形:財務基準
神戸:財務基準
奈良:財務基準
東京Z:財務基準
岡山:財務基準
山口:競技基準(ユース)

財務基準回り

1回目判定と2022年度決算からすると、2年連続赤字だった以下のチームは黒字見込みと認められている。

茨城、富山、信州、福島、越谷、新潟、香川、熊本

三遠ネオフェニックス・B1継続審議

【利益基準・赤字2年連続】

ほぼ運営会社の株式はオーエスジーが持っていそうなので、スポンサー売上とかで何とかするのかは気になる。赤字なので貸し付けではダメですしね。

地区優勝も見えているが果たしてどうなるか。

青森ワッツ・B2継続審議

【利益基準・赤字2年連続】

【資産基準・債務超過】

3月10日付で代表取締役会長が辞任。ANEWの代表がとりあえずは辞任。といってもANEWから来た人はまだ取締役にいるが。チームがどういう方向に行くのかと、ANEWが持っていた株を管財人がどう処分するのかが結局キモ。

Xやらヤフコメなんかで逃げたなんてコメントも見たが、健全化としては第一歩な気はする。

ただしライセンス判定までに間に合うかはまた別の話ではある。

パスラボ山形ワイヴァンズ・B2継続審議

【利益基準・赤字2年連続】

【資産基準・債務超過】

クラファンしている奈良と違って、特に何も一般に対してはアクションが見えない。赤字額も債務超過額も奈良・青森より多い。

株主が多い運営会社であったりはするが、果たして意思統一と方向性が見えているのかは気になるところ。

神戸ストークス・B1継続審議

【利益基準

【資産基準】

決算上は3期連続赤字ではないので債務超過の可能性がありそう。連続でないといっても21年度が12万6千円の黒字なので、ほぼ連続赤字のようなもの。

利益剰余金がマイナス3.6億円とおおく、昨年並みの赤字であれば当然債務超過。

バンビシャス奈良・B2継続審議

【利益基準・赤字2年連続】

【資産基準・債務超過】

クラファンしてるので当然継続審議。クラファンが631万円で、残り約1283万円(3月18日時点)で、スポンサー支援も2290万円。単純にクラファンの額足しているけど、READY FORを見ると手数料12%は赤字的に考慮しなくてよいのかは気になる。売り上げ確保っていう面ならクラファンの額全部ではあるんだろうが。

アースフレンズ東京Z・B2継続審議

【資産基準・債務超過】

成績でB3降格。B3で11位。

POの可能性が消えたらライセンス維持しにいかないとかありそう。

岡山・B2継続審議

財務基準以外

FE名古屋

去年は継続審議にすらならずにライセンスが出ているので、新設計画にケチをつけられたか、仮使用しているアリーナの確保まわりかどちらか。

豊田通商のアリーナ計画は2023年4月に検討が報道されたが、その後続報がない。

クラブはというと2022年11月に新設アリーナ計画を発表はしたもののその後音沙汰がない。

着工が2024年春予定だったので、そのあたりで計画が狂っていればB1ライセンス不交付はありそう。B1で申請しているからには大丈夫なんだろうが……。

山口

おそらくU15の活動実績。1週間前にトライアウトのリリースがある。

一応ユースページはあるけど、2023年9月からトライアウトが始まっているのでほぼ活動実績がなさそう。

来シーズンのライセンスとB革新

B革新におけるB.PREMIEREは、現B1の上に位置する位置づけ。つまり、現B1ライセンスを上回るものである。なので基本は現B1がB.ONE、現B2がB.NEXTにスライドするものと考えるべきだろう。

準加盟クラブに関してみると、B1ライセンスを申請する意味がないので、PREMIREジャンプアップは規則上できるが、現実問題入場者数から見ても達しているチームがないので、基本的にはスライド。

B革新でPREMIEREばかりが注目されがちではあるが、現B3で準加盟していないチームの存続も気になるところではある。(例えば品川は、まだホームアリーナをリーグに登録していない。)

ライセンス基準の比較は以下の通り。

現B1からB ONEは大した差がなく、取締役会設置株式会社である必要もなく、ヘッドコーチのライセンスがA級でよくなる。ホームアリーナ使用基準も60%以上であり緩くなる一方、入場者基準が設けられ、売上高基準も4億円以上と1億円アップ。ギリギリB1ライセンスというチームでなければ問題なさそうなライン。

現B2からB NEXTは、ユースチームのU15保有の義務付けがU15,18チーム保有の努力義務になり、HCもB級以上、アシスタントコーチは基準なしと全体的に緩くなるとみてよいだろう。

アリーナ基準は規定は未公表であるが、B革新サイトでは現B1、現B2基準としており基本的には現行ライセンスを持っているチームであればクリアしているはずだ。

したがって、現B3チームで準加盟していないチーム群の行方が気になるところ。地域リーグに降格するのか、B NEXTに参戦できるかは気になるところであるが、結局のところB3は決算公表がされているわけでもなく、チームが何も発表していなチームは判断できない。ただ、今の時点で準加盟できていないチームは何かしらの問題・懸念点があり、入場者数が明らかに上向いているなどの傾向さえなければB NEXTに加わることは少し厳しい印象を受ける。半年後にはライセンス申請、1年後に審査発表は迫っていて、26年までに債務超過の解消の見込みがあること、21~23年度と24年度が3期連続赤字でないこと、23年度と24年度見込みで1億円の売り上げがあること、審査資料提出期限までに株式会社としての法人格があることが求められる。といってもB3チームは全て株式会社に移行しているので法人格の面では問題ない。来シーズンからプロ化がすでに決まっていることもあり、豊田合成は退会を発表しており、B2チームでクラウドファンディングや応援口座の動きもあるが、B3で動きがあるのは金沢ぐらい?

今シーズンで準加盟していないのは、品川、湘南、三重。金沢は準加盟している気もするけど謎。B3降格チームの扱いが準加盟はわからない。豊田合成は撤退を発表済み。

昨シーズン申請を取りやめた東京UはB2ライセンスが交付された。B3降格の東京Zは継続審議だがこれはおそらく債務超過解消。岡山は決算が不明なので何とも言えない。

上の争いもだが、Bから消えるチームももしかしたらまだ数チームあるのかもしれない。

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