Bリーグも今週で30試合となりレギュラーシーズンの折り返しとなる。
ここで、順位表に目を向けると
東地区 | 中地区 | 西地区 | ||||||||||||
1 | A東京 | 22 | 6 | 0.786 | 1 | 三河 | 23 | 6 | 0.793 | 1 | 琉球 | 23 | 7 | 0.767 |
2 | 千葉 | 20 | 9 | 0.69 | 2 | 富山 | 13 | 15 | 0.464 | 2 | 京都 | 16 | 12 | 0.571 |
3 | SR渋谷 | 19 | 10 | 0.655 | 3 | 三遠 | 13 | 16 | 0.449 | 3 | 滋賀 | 11 | 19 | 0.367 |
4 | 川崎 | 18 | 10 | 0.643 | 4 | 名古屋D | 12 | 17 | 0.414 | 4 | 大坂 | 8 | 22 | 0.267 |
5 | 北海道 | 16 | 12 | 0.571 | 5 | 新潟 | 10 | 19 | 0.345 | 5 | 島根 | 7 | 21 | 0.25 |
6 | 栃木 | 15 | 15 | 0.5 | 6 | 横浜B | 8 | 21 | 0.276 | 6 | 西宮 | 6 | 23 | 0.207 |
という、開幕前の評判通り、東地区でワイルドカードを争う展開が現実となりそうである。
ここで問題なのは、今年の東地区では降格するチームがいないことに他ならない。
となると、東地区になりうるチームで、ルール上あっても2チームしかない昇格もあっても1チームが濃厚となってきた今、来年もこのフォーマットでやられると、
東地区はまたもワイルドカードを含めた4枠を争うことになりそうなのである。
なぜなら、
秋田のみが昇格の場合→川崎が中地区へ移動
秋田・福島が昇格の場合→川崎・SR渋谷が中地区へ移動
であり、大会フォーマット上自地区との対戦回数が多いので、
昇格チームは言ってみればカモでしかない以上、戦力に極端な変化がない限り、
残る4チームは順当にプレーオフに進出しかねないのである。
初年度は西地区の琉球が.483でプレーオフ、WDは.733の千葉と.533のSR渋谷であるものの、
今年からは東地区では勝率5割越えのチームがプレーオフを逃すことが濃厚となり、
昨年同様に、5割未満のチームが地区2位で進出することが、定番となってしまいかねない。
これではやはり見ていても、大会としておかしなものであり、面白くない。
ここでこんな提案をしてみよう。
・地区は東地区・西地区の2地区とする。
・9チーム総当たり(自地区:8×5=40試合、他地区:9×2=18試合)
・各地区2位までがプレーオフ、ワイルドカードは4チーム。
自地区が奇数になるが、1試合は中立地開催にでもしてみるのもよいのではないか。(Fリーグのセントラル開催のように)
9日間あればできるのだし、遠征費等は協会なりリーグ側が持ち、バスケ普及のためにも面白いと私は思うのです。
例えば、チームがない県だと、埼玉、福井、山梨、三重、岐阜、和歌山、鳥取、山口、岡山、高知、徳島、長崎、大分、宮崎、鹿児島と割とあるわけで。
B3等を含めれば、もちろんあるところはあるが、そういった視点もあっていいとは思います。
チームが関東(千葉・東京・神奈川)と愛知に密集している以上3地区は無謀だったのだと思うしかない。(B2を含めれば、東京近郊で6、愛知は4)
この地区割りで行けば、今シーズンなら
東地区:北海道、栃木、千葉、A東京、SR渋谷、川崎、横浜、新潟、富山
西地区:三遠、三河、名古屋D、滋賀、京都、大阪、西宮、島根、琉球
(太字:5割以上、橙字:4割未満)
となり、極端に勝率が低いチームがプレーオフに出ることはないはずである。
参考までに去年であれば、
東地区:北海道、秋田、仙台、栃木、千葉、A東京、SR渋谷、川崎、横浜
西地区:新潟、富山、三遠、三河、名古屋D、滋賀、京都、大阪、琉球
まだましのはずである。きっと。3地区よりはましのはずである。
あと17-18シーズンも半分。
正直東地区がどうなるか、ぐらいしか面白味はないが、1試合1試合にだけ注目するのが一番楽しめるのかもしれない。
ぜひ、協会、リーグには来シーズン以降のことも早め早めに検討していただきたいものである。
コメント