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SUPERGTのドライビング・モラルハザード防止制度が分かりにくい件・2

昨日の続き。ちょっとしらべてみた

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付与ポイントの傾向

去年と今年の分かりそうなところを調べてみた結果が以下の通り。といってもオートスポーツが記事にしなかった大会は詳細が分からない。

  • ピットレーンの速度違反は、ペナルティポイントは課されない。(スイッチ制御であることが前提のため、ドライバーが悪いわけではない可能性が考慮されている?)
  • 黒白旗は、1点としているものの、3点付与されていそうなケースはある。(モラルハザードの審判とレース審判員が違うので、ペナルティ相当と取られれば上のものになる)逆にいうと、0点の時もあるかもしれない。
  • FCY減速違反は、1点
  • ホワイトラインカットは、1点
  • ピット作業違反、ジャッキアップ中の給油、ジャッキアップ中のエンジン始動のようなピット作業違反系では、ペナルティは課せられない。
  • ホイルナット脱落、SC中のピットイン系のペナルティも関係ない

と、まぁこんな感じです。

基本的には、黒白旗は1点で、自クラスとの接触でペナルティを受けていれば2点、他クラス、他周回車両との接触でペナルティがあれば3点という原則はルール通りに行われていそう。

「SpR.13-1」(SpRは、Sporting Regulations)が、危険なドライブ行為の定義している条文で、

競技会期間中いかなる場合においても「危険なドライブ行為」を行ってはならない、危険なドライブ行為とは、
a. 付則-7「GTAドライビング・モラルハザード防止制度」に抵触する行為
b. 他の競技車両のコースアウトを強いるもの
c. 他の競技車両による正当な追い越し行為を妨害するもの
d. 追い越しの最中に他の競技車両を不当に妨害するもの
e. FIA国際競技規則付則L項第4章第2条に違反したもの
等を指し、その行為が危険と判定されたものをいう。

2022 SUPER GT Sporting Regulations 第13条

となっている。

レースリザルトで目にしたことがあるかもしれないが、基本的に接触のペナルティはここでとられる。(aだったり、bだったり、a,bだったりと、表記は変わるが大体これ)
危険なドライブ行為、他者への接触行為、接触行為、のようにレースリザルトでは表記が異なるものの、モラルハザード規定としては、ペナルティを受けるべき行為で相手車両が何かに観点が置かれる原則は守られていそうである。

結局、同じような人がペナルティを受けている

レースのペナルティが書かれている部分に着目してみると、大体同じような名前が出てくる。

SGT ペナルティポイント - Google ドライブ

2021,2022年しかまとめていないが、よく名前が出てくるのは

GT500だと、#23松田次生、#16大湯都史樹、#36ジュリアーノ・アレジ
GT300は、#55佐藤蓮、#7山口智英、#55木村偉織、#6R.メルヒ・ムンタン、#56ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

であろうか。そもそものペナルティの総数・黒白旗の総数からして、GT300のほうが各段に多くジェントルマンドライバーや若手も参戦しているクラスを象徴しているのかもしれない。

でも結局わかりにくい

SUPERGTを見ている層が、どこまで気にしているのかは微妙なところだ。

メーカー系の戦いのGT500を主眼に見ている人たちにとっては、多くは影響しないルールであるし、
GT300も特定の選手が突出しているだけで、あまりペナルティまで行くことはないのだ。

1レースに複数回ペナルティをもらうと、半自動的にグリッド降格になるので、その時に気が付くぐらいだろうか。

出場停止になったのは、2017年第2戦の和田久、2012年第6戦の関口雄飛、2009年第6戦のブノワ・トレルイエぐらいであろうか。そのぐらいないのだ。

応援しているチームの「レースで受けたペナルティ」は中継を見ていても分かるが、「ペナルティポイント」は、レース後に付与されるものなので中継ではわからないのだ。そして、忘れたころにグリッド降格をしてしまう。

やっぱり、その人がペナルティポイントを何点持っているか、リスト化した方が分かりやすいように思えてなりません。

雑談
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